体型こだわらない派です
ワタクシ、ズバリ言って「体型こだわらない派」です。
巨乳女子と付き合ってる男性は「デブ専」か「体型こだわらない派」のいずれかです。
http://d.hatena.ne.jp/liquorice/20080402/1207123246
まったくもって体型なんて気にしません。彼女を体型で選んだことない。日本でも有数のポッチャリストであり、ポッチャリを愛したることに関しては他の追随を許さないタケルンバでありますが、その実、ポッチャリで付き合う人を選ぶかと言えば、そんなことは決してないわけで。細身の子も好きですし、胸が残念な子でもウエルカムです。「人は胸のみに生きるにあらず」という有名な言葉もありますしね。「胸がなければケーキを食べればいいでしょう」とか。マリー・アントワネットか。
ただ、ここはオパーイ星人の能力を甘く見すぎだ。
だけど、単に「デブ」として不可視なだけではないのかな、と思います。実際、巨乳ぽっちゃり女子は、だぼっとしたシャツや大きめのジャケットにパンツなんて格好をしていることが多いのです。
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ワタクシのようなスーパーオパーイ星人になると、スカウターなしで戦闘力がわかるのです。空気の揺れ、気配でわかる。数多くの戦いによって、ピンチに遭遇した回数によってスーパーオパーイ星人になれる。ダボダボとした戦闘服をまとっても無駄なのです。心眼で見抜くのですよ。
但し、それでもフリーザの如く、戦闘力530,000を誇る敵に遭遇。瞬殺されることもままあります。
そしてこういう男は修行が足りない。神様のところで仙豆でも食べながら修行させてもらえ。
おそらく、今、一番モテそうな体型って全体が華奢でCカップ程度の胸があって、胸を強調する服の時にはパットの厚いブラを装着してるようなタイプの子だと思います。そして、たいていのおっぱい星人は、その谷間にだまされますね。
http://d.hatena.ne.jp/liquorice/20080402/1207123246
基本的に胸を見ているかどうかは、目線でもろバレだ。ハゲのヤツがハゲを見られているのがわかるように、女も胸を見られているのをわかっている。その谷間は胸の谷間ではなく、肘の谷間なんだと思ってやり過ごせ。チラ見は禁物だ。遠くを見るフリして、目線を胸に一瞬戻すのもアウト。胸を見たくても、相手の顔を見て話しておけ。
尚、後半部はR藤本調で読むと吉。
ベジータだ。
雑誌版メイド・フォー・ユー
昔のマクドナルドはつくり置きをしていたもんだ。見込みであらかじめつくっておく。ある程度の時間が過ぎたら捨てる。そういうやり方。
しかしこれだと無駄がある。何せ廃棄ロスが生じるわけで、このゴミになる分がもったいない。またつくり置きなので、その分、味も悪い。そこで今やっているシステムが「メイド・フォー・ユー」。昔と違い、注文を受けてからつくる。つくり置きしない。そのため廃棄ロスが少ない。注文の分だけつくるので、無駄がない。しかも出来たてなので味も良くなる。アツアツだ。
で、思ったのは、これを雑誌に転用できないかなあと。どうも現在の雑誌販売システムっていうのは効率が悪い。無駄が多すぎる気がする。
返本が多い
雑誌もかつてのマクドナルド同様、見込みで刷って、販売するわけですな。で、余った雑誌はどうなるかというと、出版社に返本される。出版社に戻り、一部はバックナンバーとして販売されるけど、大体は再生紙行きですわね。読まれることなくリサイクル行き。これ、もったいない。
品切れリスクがある
かと言って、刷らなきゃ刷らないで機会損失を被る。品切れになっちゃ売れませんからね。まして雑誌は書籍と違って、刷りなおす時間の余裕がない。見込みを間違ったらリカバーできない。需要が供給より少ないと、返本が多くなって損失が出るし、かといって需要が多すぎると、売れないことで機会損失が生じる。まことに悩ましい。
輸送コストがかかる
つくられた雑誌は本屋などに配送され売られるわけですが、この輸送コストがもったいない。人件費もかかるし、ガソリン代もかかる。時間もロスするし、この手間があるから締め切りが前にある。締め切りが前にあるから、話題の鮮度が意外に低い。生産と販売の距離が近づけば、輸送コストも減るし、時間のロスもなくなるのでは。
梱包の上下が痛む
輸送に関連して、雑誌ならではの問題なんですけど、梱包された際、雑誌の上下が大体傷むのよね。特にマンガ雑誌。少年マンガ誌は表紙の紙がやわいので、梱包の上下が大体ロスになるんですよ。破れたりなんだりで。汚れるしさ。
ということは、輸送しなければ、梱包の必要がなければ、こういうロスもない。余計なお金がかからない。
雑誌版メイド・フォー・ユー
そこで雑誌版メイド・フォー・ユーの登場。どういうものかと言うと、要は雑誌印刷機ですよ。レーザープリンターの親分みたいなのをご想像いただきたい。こういう手順で使用する。
- 買いたい雑誌を選ぶ
- 号数を選ぶ
- 部数を入力
- 機械が印刷を開始する
- 印刷されたものが落下
- 機械が印刷された紙の束を二つ折りにする
- 隅っこを巨大ホッチキスでガチャッガチャッ
- 完成!
こんなヤツ。コンビニにあるようなタッチパネル式の端末と、レーザープリンターを組み合わせればできそう。セブンイレブンにあるようなコピー機なら、タッチパネルがデフォルトであるので、あれを使えばそのままいける。雑誌のデータはPDFファイルでやりとりすりゃいいし、高度な通信インフラは必要ない。全部A4用紙で打ち出せば、二つ折りも必要ないしな。意外と安くできない?
しかもメリットも多い。
返本ロスが発生しない
売れた分だけ印刷するので、返本が一切発生しない。売れた分即ち売上。非常にシンプル。わかりやすい。
機会損失が発生しない
しかも機会損失もない。欲しいものを欲しいときに欲しい分だけ手に入れられる。ジャスト・イン・タイム方式でもあるわけでして。
輸送コストがかからない
生産する場所と販売する場所が完全一致。輸送の手間が一切かからない。梱包にともなうロスも発生しない。
バックナンバーも販売できる
バックナンバーのデータさえあれば、いくらでも売れるし買える。紙で保存していれば劣化するけども、PDFのデータだから劣化しないので、古い雑誌を新品状態で手に入れることができる。
販売スペースをとらない
コンビニとかだと窓側が雑誌コーナーになっているわけですが、こういうスペースがいらない。平積みにガッツリ積む必要がない。
見本用に何ページが抜き出した見本版を置いて販売につなげる方法もあるね。「この先はご注文を!」みたいな。
立ち読みされない
本来売れるはずの読者を立ち読みで失っている面があるわけですよ。特にマンガは。1冊丸々はいらないけど、「こち亀」だけ読みたいなんて人は、結構立ち読みで済ますわけで。
そういう人も買わずにいられない。立ち読みされて雑誌が汚くなることもないしね。勝手に袋とじを破られたり。
部分売りもできる
先ほど書いたように、マンガだと一部だけ読みたいという需要があるわけですな。そういう人たち向けに部分売りもできる。「こち亀」だけとか。「HUNTER×HUNTER」だけとか。1冊丸々だと200円。どれか1つだと100円とかにすりゃ新たな需要は掘り起こせる。やや割高の値段にすれば、1冊丸々の購入者も減らないだろうしさ。
考えられるデメリット
一方、デメリットはこんな感じ。
雑誌がしょぼくなる
きちんとした工場でつくられてないので、その分、雑誌のクオリティは下がります。製本されてないしね。このシステムだと紙の束でしかないので。本というより束だわな。
写真・画像に弱い
工場の印刷機じゃないので、細かい印刷面も弱くなります。カラーグラビアとかに影響がありそう。
印刷コストが高い
あちこちに印刷スタンドを置くため、大量生産ができない。そのため、1枚あたりの印刷コストは高くなります。生産現場ごとの生産数はどうしても減りますのでね。
時間がかかる
印刷する時間がどうしてもかかるので、客を待たせます。印刷機待ちが発生。
中を見てから買えない
立ち読みできないので、中を見てから買えません。このあたりメリットがデメリットでもある。
こんなところでしょうか。
ただ雑誌のしょぼさは割り切ればいい。文字データとして欲しい人はそれでもいいだろうし、印刷コストの問題は、それ以外のコスト削減でお釣りがとれる気がする。時間に関しては多少はかかるけども、最近のコピー機の速さを考えれば、そんな大きな問題じゃない気がするし、中を見れない問題については、見本版とかで対応すればいいような気がする。
写真誌とかはともかく、モノクロページが多く、活字中心の雑誌であればこういうやりかたの方がメリットがありそうな気がする次第。ま、ここまで大掛かりにしなくても、そろそろ雑誌をPDFで配信して販売するくらいのアイディアはあってもいいような。「印刷はご家庭で」みたいにしてもいいわけだし、これだけ通信環境が発達しているのに、わざわざ手作業で輸送するバカバカしさを考えるとねえ。
またこういうやり方をすれば、交通が不便な地域でもタイムラグがない。雑誌が1週間遅れみたいなこともない。ダウンロードして印刷すりゃOK。船便とかで運ぶ必要ゼロ。
雑誌にはメイド・フォー・ユー的なシステムが合う気がするんですけどねえ。如何ざんしょ。
幕末古写真ジェネレーターで遊ぶ
こういう技術があるって素晴らしいですねえ。画像を古い写真っぽくする「幕末古写真ジェネレーター」。
ちょっと試しにやってみよう。
励まされるドアラ。
明治の風景。
怪しいTシャツを着ている人も。
幕末ロマン。後のマッカーサーである。
どうぞどうぞどうぞも。
日本史の教科書に載ってそう。
色々と遊んでみてください。
(追記)2008/04/02 14:20
前につくった「ルンバー」で試してみた。
クスリで痩せてどうするの?
飲むだけで痩せるなんてありえないんだけどね。
この凄すぎるクオリティ。
チラシには「飲んだら待つだけ!!内臓脂肪をそぎ落とす」などとうたい、主婦、OL、大学生の女性の写真付き体験談や「独医学が生んだ最新ダイエット術」として発案者のドイツ人ドクターの写真が掲載された。しかし、これらはモデル事務所の女性やインターネットから引用だった。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080401/crm0804011622020-n1.htm
「購入者の93%が効果を実感!」としたアンケートも掲載したが、こうしたアンケートはしていなかった。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080401/crm0804011622020-n1.htm
風呂敷に見合わない現実が凄いな。素晴らしき言うだけ番長。
まあ、こういうものに関しては騙すほうが200%悪いんだけど、「騙されることを楽しむ」というのも大人の楽しみでありまして。東スポの見出しに釣られる感覚と言いますかねえ。痩せないことはわかってる。でも手を出しちゃうみたいな。
基本的に痩せる・太るはこの式で説明つきますからねえ。
- 消費カロリー > 摂取カロリー = 痩せる
- 消費カロリー < 摂取カロリー = 太る
要はカロリーの出と入、どっちが多いかで痩せる・太るは決まるわけでして。ダイエットの必殺技なんか実はなくて、如何に消費カロリーを増やし、摂取カロリーを減らすかですから。簡単な算数ですよ。
数あるダイエット食品に関しても、新陳代謝の効率を上げて、消費カロリーを増やしやすくするという効果とか、あるいは胃腸にはたらきかけて、摂取カロリーを抑えるとか、その程度でしかありませんからねえ。飲んでただちに痩せるような効果なんてありゃしない。逆に効果があったら驚異ですよ。体から強引に脂肪を排出させる。強制排出薬。でもそうなったら体内にエネルギーが貯まらなくなるわけでねえ。歩いているだけでスタミナ切れ祭り。こっちのほうが人として問題出てきそう。
ま、痩せるだけでいいなら不健康な生活するのが一番ですけどね。タケルンバの体重はかれこれ15年くらい80キロバトルグラムで、鶏卵並みの「物価の優等生」でおなじみなのですが、そんなオレの体重が大きく減ったのって、風邪で寝込んだときだけなんですよ。風邪ひく前が80キロだったのに、風邪ひいた後が72キロ。キッチリ1割引。10%オフ。わしゃスーパーの特売か。「タケルンバ本日1割引」。
重めの風邪をひくと、体調不良で食べられない。そして食べても胃腸が受け付けないので摂取カロリーが減る。イヤでも痩せます。痩せまくります。ましてタケルンバの場合、風邪ひくとセキこむタイプなので消費カロリーも急増。腹筋のエクササイズであり、有酸素運動であります。しかも実は病弱のため、風邪が長引くので、プチ合宿くらいの効果があります。「ダイエット合宿 → 実は風邪」です。
とはいえ、不健康で痩せても仕方ない。ダイエットって本当は健康的な生活をするためにやるもんですからねえ。ま、女性は見た目を良くしたいんでしょうけど、痩せて見た目が良くなるかといったらそうでもないわけで。痩せると大体肌が衰えますしね。水分摂取量が減るし、栄養状態が悪くなるし、ふくらんでたものがしぼむのでシワになるしでね。
ダイエットは不健康にならないように、適度にやるのがいい。環境と同じで継続可能な対策。外食をやめて自炊にする。肉は鳥肉にする。清涼飲料水をやめてお茶を飲む。こんな感じでゆるーく取り組むのが一番かと。金をかけて、薬にたよってもしょうがないしね。そのお金を他に使ったほうが、よっぽど健康的で幸せに過ごせますよ。
ま、ポッチャリ共和国としては「太れ!」とすら言いたいくらいなんだけどね。痩せたらいいというのは大いなる勘違い。富めよ増やせよ、そして太れよと。ポッチャリ広告機構からのお知らせである。
お笑いにレッスンプロとキャディを導入したい
先週のこのお笑いイベント。オレも見に行っていたわけですが。
あらためてお笑いというものは面白いものだなあと。やっぱり生はいいなあと思ったわけですが、同時に不満を感じた部分がありまして。ええ。
見た目がおしい
皆さんネタはしっかりしてるのですよ。やっぱり芸人。やっぱりプロ。ただ、細部の詰めが惜しいケースがままある。細部の詰めが惜しいから、逃している笑いが結構ある。
例えば衣装。見た目。ここがおざなりというケースがある。で、不思議と「いまいちだったな」と思う人と、見た目がダメな人が一致していた感じ。なんというか、世界観に乗り切れないんだよねえ。衣装がちゃちいと。
R藤本のベジータが面白いのは、声が似ている、ネタがマニアックってだけじゃなくて、見た目が完成されてるんだよね。アラが出ない見た目。レイザーラモンHGとかにしおかすみこなんかもそうだけど、彼らは結構見た目に金かけてる。あるキャラを演じるならば、それに合った見た目じゃないと、観る側はその世界観にのれない。ボロボロの衣装で「ベジータだ」と言われても、誰もベジータとして見ない。ちゃんと見た目にお金をかけることで、ネタの面白さがそのまま伝わる。そういう意味で最低限必要な投資。キャラ押しするなら必須。
ところが、意外とここにお金をかけてない。長年着ているようなクッタクタの衣装で出ているひともいる。それだとキャラの完成度が低くなる。見た目で笑えなくなる。ネタより衣装のボロさが気になっちゃうもの。本当は面白いのに、衣装で笑えなくなるなんてもったいない。おしい。
ネタのチョイスがおしい
昨年別のライブに行ったときも感じたことなのですが、ネタのチョイスがどうなのかなあという人が結構いる。
- (過去記事)髭男爵で腹一杯 - (旧姓)タケルンバ卿日記
特にそう感じたのは「帽子屋お松」。月亭可朝スタイルで登場して、ネタでもそこに触れたんだけど、東京じゃ月亭可朝はそこまでメジャーじゃないんだよね。ましてや若い人メインとなると。「ボインやでぇー」すら知らない人が多い。そういう状況で月亭可朝スタイルで出てもしょうがないんだよね。元ネタがわからないんですもの。東京でカンカン帽にメガネだと「横峯良郎」になっちゃうもんな。
髭男爵で腹一杯 - (旧姓)タケルンバ卿日記
ま、今回はここまで極端なのはなかったんだけど、「もっといいネタあるだろ」というケースはままありまして。「何故それを」と。若い女性がメインの客層であることを知っているのに、何故ピントをそこに合わせないのか。まして、そういうネタを持っているのに何故出さないか。そこが不思議でして。
やるネタを変えるだけで、客の反応は全然違うのにねえ。もったいない。帽子屋お松にしても、月亭可朝ネタじゃないのをやるだけで、客の反応はだいぶ違ってくるだろうに。もっと受けただろうに。客は同じでも、ネタのチョイスで全然結果は違うのに。
そうあれこれと考えるうちに、お笑い界にはこれが必要なのではと思い至りました。
お笑いにはレッスンプロとキャディが必要だ
前にもコーチやプロデューサーが必要だと書いたわけですが、今回はさらにそれを進めました。
お笑いをゴルフと考えて下さい。芸人はゴルファーです。で、芸人がプロゴルファーとして成功するには、レッスンプロとキャディがいるんじゃないか。そう思ったのですよ。
お笑いレッスンプロ
ゴルフでのレッスンプロは、スイングなどの指導などを行います。有名どころだと片山晋呉、上田桃子、諸見里しのぶを教えていた江連忠。アメリカだとブッチ・ハーモンが有名ですね。なにせタイガー・ウッズを指導していた人なんで。
で、お笑いでは何を教えるかというと、現場に出るまでの一切の準備の指導。衣装なんかもそうだし、ネタの作成、アドバイス、ツッコミのタイミングなどを第三者の目線で教える。レッスンプロがその人に合ったベストのスイングを教えるように、ベストの笑いがとれる方法を教えていく。その人に合った方法を模索し、レベルに応じたテクニックを身につけさせる。衣装のコーディネイトもその一環。キャラクター付けをキッチリさせる。
ゴルフのレッスンプロが必ずしも自身がハイレベルのプロゴルファーであるとは限らないように、お笑いレッスンプロも、芸人経験者である必要はない。なにせ笑わせる相手は素人。素人を笑わせる方法を知っていて、それをプロの方法論にフィードバックできるなら、芸人経験があるかないかなど、まったく問題ありません。客が全員芸人とかだったら、レッスンプロも芸人じゃないとできませんが、現実はそんなシチュエーションないもんね。
ヘタにお笑いを知った気になってる芸人・構成作家とかより、女子高生の方がよっぽどいいかも。だって、お笑いを楽しむ層って、まさにそこだから。芸人・構成作家が面白いと思っても、女子高生が笑わないと意味がない。最近の芸人で女子高生に火がつかずに売れた人ってまずいないからねえ。
お笑いキャディ
お笑いレッスンプロは現場に出るまでの指導。こちらはより現場に近いところでの協力作業。
一番重要なのはクラブの選択。ドライバーか、刻んでアイアンか、みたいな感じでネタを選ぶ。会場の雰囲気、客層、土地柄などを勘案してネタを選び、方向性を決める。「天丼受けそう。天丼押しで行こう」「エロはダメだ。エロなしで」みたいなアドバイスとか。
結局ですよ。このあたりの感覚を芸人自身がわかってない場合もあるわけですよ。空気感が読めてない。特に緊張していっぱいいっぱいのときなんか、空気なんて読む余裕もない。決まったネタをただやるだけ。そのネタが会場に合っているかなんか計算なし。
キャディはそこを読む。風を読むし、番手を読む。アイアンでいいときはアイアンで攻める。会場の風向き以外にも、芸人の調子なんかも加味する。「今日はいけるぞ」となったらドライバーで勝負だし、ダメならOBが怖いので刻もうと。無理な勝負をしない。冷静に判断する。それがキャディの役割。
選手としての芸人がいる。舞台に上げるまでの一切の練習をレッスンプロが請け負い、舞台での微調整や細かな選択をキャディが行う。こういう形がいいのかなあと。ゴルフではごくごくスタンダードなチーム編成。お笑いでは何故か芸人自身で全部やらなきゃいけないので大変なんだけど。演者としてやるだけじゃなくて、セルフプロデュースも自分だからねえ。
ま、本当はこういうのは所属事務所の仕事だし、それこそマネージャーの仕事のような気もするけども、現実はそうじゃないし、そういう機能を果たしてない。当たればゴルフ以上に億プレイヤーが生まれる業界なだけに、チームをつくっても当たればペイするので、やる価値はありそうだけどなあ。少なくても衣装なんかを中心としたキャラクターコーディネイトとか、ネタのチョイスを手伝うだけで芸人さんはだいぶ楽になるし、より面白くなりそうな気がするんだけど。
中小の事務所の方がこういう小回りがききそうな分、先行きありそうな気がせんでもない。育てたら吉本や松竹に売るというプロビンチャ的なやりかたも可能だし。競走馬におけるコンサイナーというか。育成して売る。
お笑いに名伯楽の時代が来てもいい。そう思ったライブ観覧でありました。
3月のアクセスログ調査
エイプリルフールで始まった新年度ですが、本日からは平常営業。平常営業復帰一発目は月初恒例のこの企画。3月を振り返ってみます。
2月に過去最高のアクセスをいただいた弊ブログですが、3月も引き続き過去最高を記録いたしました。しかも伸び率が半端ではなく、2月の約2倍。なんじゃあこりゃあ。突然のアクセス急増にとまどっております。後にも先にも、こんな急激に増えたことありませんのでねえ。こらビックリだ。
多くのアクセス、ブックマーク、アンテナ・RSSフィード登録をいただきまして、感謝感激であります。引き続き頑張って……といいたいところですが、あいにく当方は頑張り嫌いであり、マイペース人間であります。これまでと変わりなく、いつも通りやっていきたいと思いますので、引き続きご愛顧のほどをお願い申し上げます。
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ううむ、この記事の脈絡のなさ。思いついた順に書くとこうなるという見本。一体うちはなんのブログなのやら。もはや日記でもないしなあ。ううむ。
ただ、今月アクセスが多かった記事って、全部3月に書いたものなんですよね。比較的新しい記事。そういう記事のアクセスが多かったということは、時事的な需要とマッチしたと思われ。注目度が高い話題について書いたから、アクセスも増えたということなんでしょう。
あと不思議なのは、3月はダメダメなことを結構書いてたと思っていたのに、そういう記事はアクセスが伸びないのよね。アクセスが伸びるのは真面目な記事ばっか。
ま、日本の将来を考えるに、そっちの方が明るいし正しいわけで、文句を言う筋合いもないわけですがねえ。……結構みなさん真面目なのね。
自信はあったのにアクセス伸びなかった記事
今回からのコーナー。タケルンバとしては自信があったし、気に入っているのに、全然アクセスが伸びなかった記事。期待と現実はなかなか一致しないもんです。
個人的にはこういう頭の悪いことを考えている時間が好きだし、記事自体、我ながら気に入っております。なのにアクセス数はまったく伸びず。むう。
そしてよりによってこんな記事をブクマするid:dankogai氏。
dankogai氏よりブクマしてもらうのは初めてと思われるが、もっとアクセスがある記事や、ブクマ数がある記事がある中、わざわざこの記事にブクマですか。……やっぱり変わり者ですね(いい意味で)。
満腹を期待したら腹筋が破壊されたwww
はてなブックマーク - せつなさを殺せない - (旧姓)タケルンバ卿日記
dankogai討ち取ったり。ペッパーランチ無双。牛肉出すぎだぞ!自重せよ!
ジョジョ好きにはいいと思ったのだが、まったく受けず。マニアックすぎたかね。すまなんだ。
そこそこブクマはいただいたものの、アクセスは伸びず。とはいえ、思いつきで書いてみたわりに、比較的ちゃんとした仕上がりになったので、続編も書いてみる予定。ポッチャリ戦国絵巻。
今の焦点は森三中でひとり残された黒沢の行方。あとなにげにアジアン・馬場園が気になる。一部ポッチャリ好きにはカルト的人気がありまする。