(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

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チャンピオンズ・リーグ速報&短評

セルティック 0−0 ミラン

無難な結果。ま、こんなもんでしょ。セルティックも攻撃力に優れたチームじゃないし、ミランもアウェイで勝負に行けるほどの戦力はない。
ただ、これでセルティック有利。ホームで相手を0点で抑える意味合いは、アウェイ・ゴールというルールがあるとかなり重い。初戦が引き分けな以上、次戦で勝った方が勝ち上がりなのは言うまでもないけど、引き分けの場合、スコアレスなら延長→PK。点が入ったらセルティック勝ち上がり。ということは、ミランはホームだから攻めたいのに、点を1点でも取られると引き分けでもダメになるから、そうそう思い切り攻められないというジレンマを抱える。戦略がどうしても中途半端になる。一方、セルティックは引き分けでOK。なので守備重視でカウンターという感じで戦術明確。あわよくばセットプレーで1点取って、あとは守るだけ。こういう決め打ちできる分、セルティック有利。……俊輔のFK炸裂で勝ち上がりってなったら、またグラスゴーがスゲエことになるぞ。

PSV 1−0 アーセナル

ああ、相変わらずの内弁慶だ、アーセナルコーナーキック9本、シュート12本放ってスコアレス。ううむ。
とはいえ、アーセナルの方が負けた分、ミランよりは点を取りに行く姿勢が明確になるんでいいのでは。攻撃力が持ち味のチーム。2点差をつけりゃ問題ないだろ的な試合をするのでは。……ま、そういう試合をしておいて、最後で点をとられ、アウェーゴールでさようならってのが持ち味だけになあ。

リール 0−1 マンチェスター

さすがマンU、その一言。このアウェイでの1点は大きいなあ。今年のマンUは大崩れしないので、リールが勝ち上がるのはかなり厳しい。

レアル・マドリード 3−2 バイエルン

88分のファン・ボンメルのゴール。それが全て。この1点が入ったことにより、結果とは裏腹にバイエルン有利。ボール支配率42%−58%、シュート数8本−16本と内容でもアウェイのバイエルンが上回っているので、次戦ではバイエルンのワンサイドになる可能性アリ。
しかしこの内容で3−1で勝ってたわけだからねえ。レアルは最後の1点が悔やまれるね。この1点で勝ったのに暗雲というのは皮肉ですな。