(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

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トマトジュースにレモンは意外によく合う

トマトジュース好きとしても、こういうのは大らかに見て欲しいなあ。これを「不適切表示」というのは、少々やりすぎだよ。愛知県のJAがレモン果汁を少々トマトジュースに混ぜて販売。それを「トマトジュース」として売ったのは不適切表示だという記事。

JAひまわりでは、トマトジュースの保存期間を長くでき、風味もよくなることから、レモン果汁を0・3%加えたトマトジュースを長野県で製造。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080313-OYT1T00332.htm

保存期間が長くなって、味が良くなるんならいいじゃない。少なくても悪意はないわけだし。

農水省が定めた「トマト加工品品質基準」では、トマトジュースはトマトを搾ったものに食塩を加えたものと決め、ほかの原材料や添加物は認めていない。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080313-OYT1T00332.htm

これに違反するのはわかるんだけどね。基準に反するのはよくわかる。ただ目的はファイン。保存期間を長くすることと、風味の向上でしょ。これを「不適切表示」呼ばわりするのはちょっとかわいそうだ。
それにこのくらいなら「トマトジュース」と呼んでいいんじゃないかねえ。普通のトマトジュースの塩味がどうもイヤって人は多いぞ。わしゃあれはあれで好きだけど、柑橘系を少し混ぜると風味が軽くなってうまいのだ。香りもよくなって、トマトの野菜的な青くささが飛ぶしね。
しかも0.3%じゃない。こんなの隠し味の範囲内でしょ。「トマト100%」って言ってたんならウソだし虚偽だし、これを「不適切表示」と呼ぶのは差し支えないけどさ。一応「トマトジュース」って名乗ってたわけでしょ。一般的には通用する範囲だと思うけどねえ。何だか基準があまりに厳しすぎて、消費者の利益を損なっている気がするぞ。消費者を守るための品質基準なのにさ。
それはそうと、トマトジュースにレモンをちょっと絞る技はマジでオススメ。普通の缶ジュースにちょっと混ぜてもいい感じ。レモンがなければグレープフルーツでも可。酸っぱめの柑橘系をほんの少しだけ垂らすだけでいい。酸味を感じるくらい入れちゃダメ。あくまで隠し味程度に数滴垂らすのがコツだ。
トマトジュースがちょっとフルーティーになるので、是非お試しを。