これはね、見る角度を変えると「地雷ランキング」なんだよな。「男が気がつかないと爆発するランキング」というか。
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/014/praise_female/
- 料理上手
- 肌がキレイ
- 気が利く
- 清潔感がある
- 笑顔がかわいい
- 字がキレイ
- 若く見える
- 髪がキレイ
- スタイルがよい
- 優しい
好きな人のために、こういうことを意識的に取り組む人がいる。努力でなんとかしよう、振り向かせようと考える人がいる。そういう場合に、相手が気がついてやらないと、「なんで気がつかないのよ!」「この鈍感男!」「あんたバカぁ?」となじられることがある。男にとっては地雷なのですよ。女によって勝手に埋設された対男地雷。
特に愛情の裏返しが怖い。
- 大好きな人がいる
- 好きだから努力する
- 「頑張ったワタシ、かわいい」
- 男が気がつきやしねえ
- 「こんなに頑張ったのに」
- ムカつく
- 「気づけや、ごらぁぁぁっっ!」
こういうパターン。まさに愛憎と言いますかね。好きな人にほめてもらおうと、料理がうまくなろうと頑張ったのに、あの人はそれに気づいてくれない。愛情ではじまった努力が、いつの間にやら憎しみに変換されてしまう。こういうケースは意外とありまして。このランキングを見てふとそういう愛憎の問題を思ってしまったわけですよ。
ただし、外見をほめるつもりで《メイク》をほめる時は注意が必要です。ランキングでも28位と振るわない結果になっているように「メイクが上手いね」なんてほめようものなら「素顔がかわいくないってこと!?」と逆に怒らせしまう可能性大。
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/014/praise_female/
この部分なんて地雷の最たるものだけど、「何故、メイクを頑張っているのか」「何故、メイクがうまくなったのか」を考えてやらないと爆発するのよね。対男地雷がどんどん誘爆してしまう。ランキングの上位にある「肌がキレイ」「清潔感がある」「笑顔がかわいい」「若く見える」ように見せたいがためなわけでね。こっちをほめてもらいたい。
つまりは結果なんだな。努力の結果に対する認知欲。「メイクがうまいね」という手段をほめられてもうれしくない。手段をほめても「そこかよ!」になるみたいなんです。その先をほめてほしいと。最終的には「きれいだね」「かわいいね」を言って欲しい。
ただ手段の中でも「頑張ったね」は例外みたい。頑張りに対する認知欲はあるようなので。「あの人のために頑張ったワタシ、かわいい」みたいな。もしくは「そういう努力を認めてもらうことで、また頑張れる」的な心理は結構あるようなので、「頑張ったね」は有効。特に言い出しをためて。ミリオネアのみのもんた並みにためて。
「………………頑張ったね」
何故頑張ったのかを理解してもらったことが伝わるのでいいらしい。「キュンとする」んだって。させたいもんだね、キュンと。
以上、地雷を踏み続けてはや30年が過ぎたタケルンバ三等兵の報告でありました。