吸うか吐くかで分けてみよう

突然ですが、人間には感情とか思念というものに関して２パターンあると思うのだ。それは「吸い込む人」と「吐き出す人」。大まかに分けて、この２つに分類できるんじゃないかと。

吸い込む人

吸い込む人というのは、他人の感情・思念とかをとにかく吸収してしまうタイプ。人の感情に対してシンクロ率が高く、過度に相手の立場に立ってしまう。感受性が強く、時に他人の感情をさも自分の感情のように吸い取ってしまう。そんなタイプ。
で、こういうタイプは実は饒舌。常日頃から感情を吸い込みまくっているので、適度に吐き出す必要がある。そのため、トーク大好き傾向強し。感情を吸い込んで、言葉で吐き出すって感じかな。

吐き出す人

それに対して吐き出す人は、とにかく自分の感情・思念を外に出すタイプ。人の感情について考えるのではなく、常に「自分はどうしたいか」をベースにものを考える。そのため、あまり他人に関心がない。
で、このタイプは実は無口。自己実現できればあとはどうでもいいので、聞き役に回ることが多い。関心があるから聞くのじゃなく、話すことがないから聞いてるというだけ。感情を吐き出し、言葉を吸い込むタイプ。

吸い込むだけの人・吐き出すだけの人

で、基本的にどっちが良い・悪いってないのよね。双方に長所・短所がある。例えばリーダーシップって観点でいうと、吸い込む人は言葉によって集団を支配しているから、グイグイ引っ張っているように見えるんだけど、実は人の意見を集約しているだけで、自分の意見がなかったりする。ボトムアップ型のリーダー。それに対して吐き出す人は口数は少ないけど、行動で示して「俺についてこい」をするので、ワンマンになりがち。典型的なトップダウン型。タイプが違うだけで、良し悪しなんてなし。
問題は「吸い込むだけの人」「吐き出すだけの人」。こういうタイプはまずい。吸い込むだけだと出力がないから、どうしても引きこもりがちになる。逆に吐き出すだけだと気味が悪い。話を聞かないし、とにかくしゃべる。恐らくこのタイプが最も付き合いづらい。
ちなみにタケルンバはどのタイプかというと、多分吸い込む人。周りから見ると頑固でポリシーありそうらしいけど……ないです。実はカラッポでございますよ。
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