確定申告の準備はお済みですか？

面倒くさいねえ。確定申告の時期である。かれこれ６年ぶりの確定申告。会社員であれば年末調整で万事クリアだし、昨年まではオレが年末調整の事務を大総務部長様（但し部下ゼロ）として取り計らい奉り候というわけで、オレのさじ加減ひとつで如何様にもできたわけだが、今年はそういうわけにはいかん。何しろ昨年ＦＡ宣言をしたのである。「オレは中村ノリですか？」なのである。おまけに２ヶ所以上以上で給与所得があったり、香港株で微妙にウヒョであり、ニュージーランドドルのせいで手塩にかけた娘を奉公に出す羽目になり「さらば、おしん」をあつめてはやし最上川なのである。とにもかくにも確定申告せなならぬ。
しかし税理士という職業が存在する世界である。非常に面倒くさい。ましてや香港株やら、人民元預金やら、ニュージーランドドルなど、興味本位で手を出しまくり、あちこちで損したり得したりでワオ！である。ただでさえ煩雑な確定申告がますます煩雑。何が何だかようわからん。一時期は大総務部長様として大企業（当社比）の財務をほしいままにし、税理士なしで企業決算を敢行という無謀なチャレンジをしておいて、いざ自分の確定申告で大混乱。むむむ。
とはいえ、さすがは大企業（自称）の元大総務部長様である。ウン時間をかけ、国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用し、何とか完成。どれをどこに入力するかわからなくて片っ端からgoogleで調べたとか、それでもわからなくて結局知り合いの税理士に全部教えてもらったなどの裏事情はナイショである。
で、その知り合い曰く。「キミィ、それなら税金戻ってくるよ。還付金があるはずだよ」とのこと。おお、それは喜ばしい。かつては敏腕（自己申告）でならした元大総務部長様（しつこい）ではあるが、暮らしぶりは小市民である。「イシイのミートボール」のミートボール本体よりも、タレでメシを食う「デキる男」であり、買い物時はマイバッグ持参の「環境に優しい男」であり、それでいてストーブつけっぱなしで買い物に出て帰宅してウヒョな「チョイ悪男」なのである。要するに肩書き全部間違いである。
でだ。問題の還付金が判明するのである。さていくらかな？

• ２７２８３円

微妙。なんかリアクションとりづらい微妙な額。ちなみに、ニュージーランドドルで損した額は２９万円である。１割バックか。オレの青春を返せ、ニュージーランド。ウン時間かけて、メチャメチャ苦労してこんなもんか、国税庁。税務署の中心で税を叫ぶ。