3泊4日ソウル突撃ツアーズ - その4(完結)
6月26日。最終日。7:00起床。出かける前に少し時間があったので、ホテル周辺で朝食。
店内には一心不乱に食べるサラリーマン。こっちは優雅に朝食。わしゃカルビタン(カルビのスープ)を頼む。
頼むとおかずがもれなく出てくる。無料。韓国はこれがあるからいいよね。どこに行ってもおかずがでてくる。この右下の春菊のナムルがうまかったなあ。
カルビタン。アッサリとしたダシ。ほのぼのうまい。温かいスープ系は朝食にもってこい。体がほっこり温まる。
肉もゴロゴロ。でもしっかり煮込んであるのでホロホロ。うめえ。
何気なく入った店でもしっかりうまかった。ありがたやありがたや。
さすがに疲れが
ホテルに戻りチェックアウト。荷物を預け、もうひと遊び。帰りのお迎えは14:30.まだ遊べるし、食事もできる。
とはいえ、このあたりから体調が少しずつ怪しい雲行きに。昨晩あたりから鼻血が出るようになり、今朝も朝から微妙におかしい。ま、鼻血が出るだけなら大したことはない。元々出やすいタイプである。いつものことだ、なんともないと思っていたのだが……。これも予兆だったのかもしれんなあ。むう。
国会議事堂
まずは国会議事堂へ。北京でも人民大会堂へ行ってきた我々である。韓国でも議会を視察することにする。
なにこれ、このデカさ。宮殿っぷり。ちょっとしたタージマハールみたいなんですが。……議会ですよね?
入口にはこんな像があるし。
こま犬みたいなのに守られてるし。デカいって。
ちなみに中は見れず。予約がいるらしい。地球の歩き方には「当日窓口で申込用紙に名前、パスポート番号を書けば自由に見学できる。」ってあったのに。ぷんぷん! ま、よい。外観を撮れただけで良しとする。どうせ中に入ればヘトヘト部だ。次へ行くことにする。
鷺梁津水産市場
続いて昼食をとるべく近くの鷺梁津水産市場へ。こちらは韓国最大の水産市場なのだ。
中は活気ありまくり。
市場らしい賑わい。
その市場内のこの店で食べることにする。
入るなりおかずの山。
ナッチ(テナガダコ)の刺身。まだウネウネしてる。食べると口の中に吸盤で引っ付いたりしやがる。レバ刺しみたいにゴマ油in塩で食べる。
刺身盛り合わせ。これを焼肉のようにサンチュで巻いて食べる。これはこれでうまい。
おかず第二弾。左にあるホヤは甘くてうまかったのだが……。
サンマの塩焼き。焼きたてでうまい。日本人はやっぱこれよね。
シメのメウンタン。魚のアラなどでダシをとる。ちょい辛。いいダシが出ていてうまかった。
これで締めて70,000ウォンくらいだったかな。7,000円。おかず地獄に陥落寸前。本当は明洞に戻ってククス(うどん)など軽食関係をしばく予定も、ここで燃え尽きる。
遂に体が……
市場を出てホテルへ。で、ホテルに戻ると……お腹の調子がおかしい。下している状態である。リーゲーである。
しかしN氏はなんともない。オレだけである。そこでオレだけ食べて、N氏が食べてないものは何かと考える。
……ホヤ。ホヤだ。くうう、やはりこの時期の貝類はダメじゃわい。時間が経つにつれて深刻化する我がストマック。くわっ!
しかしそれでも空港で食う。往生際が悪く、最後にスンドゥプチゲを食べる。豆腐うまー。ダシうまー。そしてオレの下半身はくぱぁである。男でもくぱぁなのである。季節限定出血大サービス。しかも同時に鼻血は出るし、上から下からであり、後ろから前からであり、畑中葉子万歳! ……古すぎるネタでごめんな。
しかも昨晩のプルタッが効いてきたのである。カプサイシンが我が黄門様を刺激あそばすわけである。唐辛子が度重なるトイレット苦行で弱る我が黄門様をお攻めあそばすわけである。こうしたいろんなことが重なり、タケルンバの下半身事情はそれはそれは大変なことになってきたのである。くぱぁ。
あまりにもアレなので、ウォシュレットを使うが、よりによってタケルンバが鎮座したウォシュレットにとっては、実に久々の放水作業だったらしく、ウォシュレット内で存分に温められたせいか、タケルンバの黄門様に放たれたものは熱湯であった。地獄である。思わず「あひぃー!」と飛び上がったほどの熱湯である。カプサイシンでやられた黄門様に熱湯でウヒョである。仁川空港のトイレにて「らめぇ」である。また、そんなこんなで悶絶していると、鼻からタラーッである。いろんなところから汁物噴出で空港でひとりワオ! 恥ずかしながら限界であります。
ま、なんとか機内はやり過ごし、無事日本へ帰国。タケルンバ完全燃焼。しばらくは動けません。……と言いつつ、実は27日にゼミの後輩とトルコ料理食いに行ったりしてたんだが、それは別腹ということで。
さらばソウル。また食べに来るぜ。但しホヤ以外な。ああいう珍味はしばらく食べません。ホヤ自重。無念。……あっ、あっ、やばい……トイレ。
(完)