(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

飲み屋でドンチャン騒ぎがバレで、うつも仮病とバレるに50カノッサ

いやはや、凄いことになってきましたよ。朝青龍に「うつ病寸前」との診断。

これ、どうとでもとれる話ですわな。

シナリオ1 これも仮病(自信度50%)

実はこれ有力。「腰が疲労骨折」に続いて「うつ病寸前」も仮病でしたというお話。
というのも、精神面のトラブルなんていくらでもでっち上げられるからね。精神科医のところ行ってテンション低く暗くしてれば、誰だって「うつ病寸前」くらいの診断はしてくれますよ。それに、一般的な病気と違って、精神的なものは自己申告が絶対ですからねえ。「見かけだけじゃわからない」というのが精神の特徴なわけで。
ましてや、懇意にしている精神科医ならば、そうした状況をおもんばかるのは当然のことで、そうした診断を出すのは普通のこと。……怪しいぞ、朝青龍

シナリオ2 周りの気遣い(自信度45%)

実はこちらも結構可能性アリ。今回の処分には謹慎も含まれてとるわけですが、それだとモンゴルに帰国できない。相撲できんわ、収入減るわ、実家帰れんわじゃ辞めてしまう可能性が高い。そこで大人の解決として「うつ病寸前」ということにし、帰国してOKの道をつくると。そんな感じでは。キツい処分の緩和策。
プロレス的に考えても、「仮病処分からの復帰」より「うつ病寸前からの復活」の方がカッチョいい。「ボロボロの状態から……」みたいになるしね。判官びいきの日本人向けですよ。
ただこれは手がこんでいすぎる気もする。陰謀好きな方が喜ぶシナリオですがね。

シナリオ3 ガチで「うつ病寸前」(自信度5%)

最後に「本当にうつ病寸前」というパターン。ま、これも可能性はゼロとは言えません。肉体は強くても、精神はもろいというケースは意外とあるもんだし。こういう可能性は否定できませぬ。
ただ、本当だとしても何も起きない話。今回はそもそも仮病が悪いんで、仮病したからこその処分。何らかの処分があることは実に当たり前の話で、「横綱うつ病寸前になった」という結果をもって処分の是非を問うのはおかしいのよね。仮病に対する罰として正しいかという議論ならいいけども。
なわけで、それこそうつ病になろうがなるまいが、それは全て朝青龍の問題。そんなの知ったこっちゃねえんです。こんなんでダメになるなら、横綱張る資格もねえと考えております。「だったら仮病すんなよ」という一言が全てでして、ええ。
それに今回のうつ病騒動。どうもモンゴル向けのパフォーマンスな気がしてしょうがない。「日本でいじめられ、うつ病寸前になった祖国の英雄」というアングル。これもシナリオ2の復活劇と絡めさせるなら、WWEもビックリのベビーターン(悪役が善玉になること)ですが、どうも引退後ビジネスに絡めそうな気がしますな。
さて、どうなりますかね。