(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

男を落とす料理

肉じゃがは王道だよね。男心をつかむ料理。

男は煮物をあまりつくらないし、味醂をあまり使わないので、こういうのを使われると弱いよな。定番。
ただ、肉じゃが以外にも男心をつかむ料理はいろいろあるよね。個人的にはこういうのに弱い。

卵焼き

甘くても塩味のでもどっちでもOK。専用の卵焼き機で焼くとつくりやすいけど、フライパンでワイルドにつくるのも家庭的でアリ。フライパンだと長細くなるが、そのはじっこ、耳がうまかったりする。

サバ味噌

昔は肉!肉!肉!だったわけだが、年々魚方面に行きたくなってきたわけで。中でもサバ味噌をつくられると弱い。家庭的テイスト全開。メロメロ。隠し味に梅干最強。
魚の煮物となるとブリ大根という手もあるが、サバ味噌のほうがつくるのラク。味噌で味付けをごまかせるしね。

カレーライス

肉じゃがと使う材料は変わらないけど、男心をガッチリつかむなら、こっちの方が手軽で確実かも。細かい味付け必要ないし。材料炒めて、ルーを入れて煮込めばハズレがない。最低限はできる。
具はゴロゴロ豪快に。こじゃれたカレーより、ワイルドなカレーのほうが家庭的テイストが何故か出る。上品ぶらないほうがいい料理。

鳥の唐揚げ

これがキライな男なし。確実であり秒殺。間違いがない。
つくりかたがわからん場合は、市販の唐揚げ粉を使っとけ。あやつは侮れん。あれを使って適当に揚げれば十分。男は落ちる。オレも落ちる。ア・バオア・クーでも落ちる。安心すれ。

味噌汁

個人的には肉じゃがより味噌汁の方が家庭的本能をくすぐられる。飲酒後の味噌汁、朝イチの味噌汁。これにやられる。
特に弱いのは貝ダシ系。深酒翌日のシジミ汁。肝臓をいたわるその優しさに巧です(@堀池巧)。

おにぎり

鮭とか梅干とかのなんの変哲もない普通のおにぎりがうれしい。特別なおにぎりである必要なし。ただ握って、ただ具を入れればいい。
こればっかりは料理の巧拙関係なし。握るだけ。もちろん単純な料理だから、技術差が露骨に出るんだけど、料理が苦手なヤツが必死になってつくった無骨なおにぎりもまたいとおしいのでOK。形よりも心。
で、比較的ノーマルな料理を6つ挙げたけど、こういう普通の料理を覚えるといいよ。ご馳走をつくっても男は落ちない。男を落とすなら日常食。毎日でも食べれるような料理の方が効果的。男は妄想で生きる生物なので、日常生活の中にどれだけ自分を意識させるかという観点が大事なのよ。男に自分がいる生活、自分の料理がある生活を意識させたヤツの勝ち。そのためにはご馳走という非日常より、普通の日常食の方がいい。
それこそ基本はご飯と味噌汁。なんだかんだでうまいご飯とうまい味噌汁ができると強い。夕食を外で済ます男が家庭に抱く不満は意外とここにあるもんだし。うまいご飯と味噌汁がある家には男は帰ってくるもんです。
あとは、それにプラスアルファするベタなおかずが基本。贅沢な一品料理より、お弁当に入ってるような普通のお惣菜が良いです。卵焼きなんか典型だけど、きんぴらごぼう、ほうれん草のゴマ和え、ぬたみたいな小鉢系のもの。こういうのができると吉。こういうのを覚えて、意中の男をがっつり落としてくださいな。
……なんか最近、食い物の話ばっかだな。むむむ。スーパーいてくる。