(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

2泊3日ソウル爆食ツアーズ - その2

天気は雨。ひたすら雨。それも結構な雨。大雨。旅行で雨とはついてないが、そこを臨機応変にこなすのがベテラン旅行者。まずはタクシーでソウル一番の繁華街である明洞に移動。コンビニで傘をゲットし、朝食を。

味加本

朝は胃に優しくお粥でスタート。


こちらで。

きのこと牛肉のお粥。7,000ウォン。中華粥のようにお粥自体に味がついている。ゴマ油の風味、スープのダシ。なかなかオツだ。

結構ご飯の粒が残っているタイプのお粥。存在感がある。量も多くて、意外と膨れる。お粥と言っても決して軽くないですな。しっかり朝メシ。

神仙ソルロンタン

両替をして、続いて毎回のように食べている神仙ソルロンタンに突撃。


ここのスープは飽きないんだよな。

月並みな表現だけど、「アッサリしていてコクがある」スープ。味自体は薄味でくるので、塩を足すも良し、キムチを入れるも良し。個人的にはキムチを入れるより、塩を足すほうが好きかな。味がシュッとする。

お肉も結構入っとりますよ。ここのカクテキはかなりうまいので、カクテキをつまみつつ召し上がれ。

地下鉄で東大門へ

雨でなんだか肌寒い。わしゃ長袖を1枚用意してきたので事なきを得たが、連れがTシャツでは寒いと言い出す。そこで服を買うべく、東大門に移動することにした。東大門は服飾関係の店が揃っておるのだ。
移動は地下鉄。ソウルは網の目のように地下鉄が整備されとるので、かなり便利。路線の名前も「○号線」という感じで数字なので判別もしやすいし、料金も初乗り1,000ウォンと安い。100円。100円でたいていのところに行けるので、結構重宝するのですよ。

東大門でネタを探す


東大門に行くと、こんな果てしない先までお店がギッシリのビルがそこかしこにある。地元価格でリーズナブル。あちこち冷やかすと飽きませぬ。
ワタクシもうっかりいろいろと買ってしまいました。

現代建設ベスト。10,000ウォン。

ケンチャナヨ?(これでいいの?)」と聞かれ「ケンチャナヨ(大丈夫)」と応じて手に入れたロゴ入りの逸品。日本人観光客のクセに、こういうローカルなところで買い物をする上に、そこそこハングルで会話するからヨソモノ臭が出ないのである。どう見ても地元の人なのです。
ちなみに現在の李明博大統領は現代建設の経営者だった人。これ、豆知識な。

BYCのパンツ。「CEO-CLUB」である。最高経営責任者しかはけないパンツなんだぞ。3,000ウォン。

どこかで見たことあるロゴの気もするが……。

誰だ、「B.V.D」と似てるって言うヤツは。違う会社なんだぞ。あくまで別会社なんだぞ。

「BYC」のホンモノなんだぞ。

株式だって上場している大会社なんだぞ。それにだ。一応名前の由来だってあるんだ。

1876年、ニューヨーク市でブラッドレー(Bradley)、ブーヒーズ(Voorhees)、デイ(Day)の3人が紳士、婦人肌着の製造工場を設立しました。その社名は、3人のイニシャルを取ってB.V.D.命名されました。

http://www.bvd-fa.co.jp/concept/index.html

本家が「Bradley」「Voorhees」「Day」ならばだ。

  • Feb.27,1979 Changed the company to Baik Yang Co., Ltd.
http://www.byc.co.kr/eng_sub12_1940.htm

こっちは「Baik」「Yang」「Co.」なんだぞ。……ま、1876年と1979年じゃだいぶ違うがな。多目に見ておけ。

そしてこれが今回のお値打ちアイテム。これが30,000ウォンですよ。3,000円。

FUZZO。

「MADE IN CHINA」のFUZZO。

表の看板もFUZZO。

タグもFUZZO。フゾーレポーツ。

当然のことながら、フランス車メーカーであるプジョーとは一切関係がない。つづりも違うし、ロゴも別モノである。あちらは「プジョー」であって、こちらは「フゾー」であるし、ましてあちらは「プジョースポーツ」であって、「フゾーレポーツ」ではない。
まったくの別会社であり、別ブランドであり、それゆえにこのマウンテンジャケットはなかなかの逸品と言えよう。

でもこっちでは「FUZZO SPORT」になってるんだけどな。キャラ設定しっかりしろ、フゾー。