(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

離島を巡る石垣島ツアーズ - その3

6月29日(月)

旅行2日目。今日は西表島に行く。石垣島八重山諸島の海の玄関口。西表島竹富島、黒島などへ行きやすいのだ。また、石垣島は交通の要衝ということで、このあたりの島々が属する竹富町の役場も石垣市にあったり。

沖縄県石垣市美崎町11番地

taketomi-islands.jp - このウェブサイトは販売用です! - 竹富町 沖縄県 議会 合格 定例会 役場 投票 試験 リソースおよび情報

自らの行政区域外に役場を置くって全国でも珍しいらしい。そりゃそうだよな。聞いたことないもん。

離島ターミナルでブルーシールの紅芋ソフトを食べる。沖縄に来たらこれだ。最近は東京でも食えるけどさ。

高速船でいざ西表島へ。

船からの眺めはいいのう。船酔いの人には地獄だけど。
西表島に着いたらバスが待っている。細々としたのが面倒なので、こちらのツアーを利用した。

これのWコース。「マリユドゥ・カンビレーの滝と西表島温泉」っての。基本はBコースと一緒なんだけど、こっちは由布島の水牛はナシで、その間に温泉へ、というコース。
水牛に乗って島に渡るのは、写真でよく見る風景だし、なかなかそそるのだけど、あえて由布島を捨てて温泉をチョイス。「日本最南端の温泉」という文句につられたのと、単純な「温泉入りてえ」というオッサン主観。滝巡りでメチャメチャ歩いた後、汗だくだくで水牛乗ってられねえ&宿まで我慢できねえという冷静な判断というわけで。
昨年も沖縄で滝巡り→汗だくだくコンボをかましているので、経験がある。飲み物は2本持ちだし。1本で足りない経験をした学習能力が生かされておりますよ。

滝巡り


まずは滝巡り。奥の方まで遊覧船で進む。

リアル・ジャングル・クルーズ。

マングローブ

生ジャンゴー。
うっそうと茂る森の中を遊覧船は進む。
そして船着場からはひたすら歩く。「東洋のガラパゴス」をひたすら歩く。

手前はこんな感じで開けてるが、ちょっと歩くとジャングルですよ。
モンスターハンターのような風景っていうのかなあ。

こんなところとか。

こんなのとか。奥からイノシシのでっかいヤツが出てくるパターンだよな、これ。

板状の根っこをした気が生えてたり。日本ですよ、ここ。

マリユドゥの滝


40分程度歩くと1つ目の滝。マリユドゥの滝。

なんか転落死亡事故があったそうで、滝近くには行けず、展望台から見るのみ。

遠い……。とりあえずズームアップ。

おお、このくらいの大きさで見たいわな。ううむ、近く行けなくて無念。
そして次の滝に向かう。どこの滝に行くかと言うとだ。

この矢印のとこ行くのよ。

カンピレーの滝

モンハンの密林ステージをさらに歩く。マリユドゥの滝から200mほどらしいが、「そんなレベルじゃねえぞ」と、ちょっとだけ来たことを後悔するくらい歩くと着く。


雄大。こりゃええわ。近くに寄れるし。名前は「神の座」に由来するらしいけど、確かに座れそうな感じだわ。
尚、行った場合、足元をあんまり見ないようにな。岩に名前を落書きしてるヤツが多くて萎える。
片道45分、往復1時間半の滝巡り。虫除けのため、長袖Tシャツを着ていったのだけど、気がつくと元の色をしている部分がないくらい、汗を吸収しまくってる。汗だくだく。「やはり」のパターン。

遊歩道は整備されておりサンダル履きでやってくる観光客もいる。

カンピレーの滝 - Wikipedia

Wikipediaの記述ではこんな感じで難易度低そうな雰囲気出ているけど、そんなことないからね。「そういう観光客もいる」というだけで、推奨はできませんよ。

こういうケモノ道レベルがあるというだけで。
ま、上空からの写真を見れば、大体状態がつかめそうなものだけど。

ズバリ言ってこういう場所。何もねええええええええ。
ま、だからいいとこなんだけどね。道すがらの動植物見るの楽しいし。尾っぽが青いトカゲさんもあちこちにいらっしゃるし。自然ワンダホー。汗かくので替えの服と、水分補給用の飲み物と、長袖、虫除け、日焼け止めを忘れずにね。

昼食

遊覧船に乗り、バスまで戻る。そして昼食。ツアーにコミコミ。

こちらで。

ツアーにセットの昼食にしてはいい感じ。




揚げ物が多いのは仕様。沖縄ならでは。何故か揚げ物好きよね。

古代米のご飯と、

アーサ汁。某無人島ツアーでおにぎり2個みたいな昼食を経験した身には十分なお食事。

バルコニーにはパパイヤがなってた。野良パパイヤ。

イリオモテヤマネコのバスに揺られて、次の場所を目指しますよ。

星砂の浜

続いて星砂の浜。

星の形をした砂がいっぱいあるという砂浜。

ま、砂じゃないんだけどさ、実は。有孔虫の殻だったりするんだよね。



天気に恵まれ、南国日和。

西表島温泉

さ、いい加減サッパリしましょうよ。

温泉。西表島まで来て温泉。
しかしここは日本最南端の温泉があるのだ。

看板にもあるように。
……と思ったら、ここ、最西端の温泉でもあるようで。内部では写真撮れないので、どんな感じか掲載できないけど、「日本最南端の湯」というヤツのちょい隣に「日本最西端の湯」というのがあった。きちんと別の浴槽になってたよ。一箇所で南と西を制覇できてお得ですね、そうですね。
とはいえここで一息。汗を洗い流してスッキリ。いやあ、こっちのコースにしてよかった。由布島で水牛にも乗りたかったけど、汗だくの体がそれを許さない感じ。
また来る機会があったら、次は水牛ですな。次は汗だく自重。

西表の疲れを西表で癒し、夕方のフェリーで石垣島に戻る。残りまくりの自然。恐るべし、西表。