(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

関西で東京の暗さを知る

法事があって、関西に行っておりました。
新しくなったJR大阪駅を堪能し、ウメダンジョンをさまよい、気がつけば阪神百貨店のスナックパークにてうどんを食べるなど、しばしの間、大阪で遊んでおったわけですが、否応もなしに気付かされたことがあるわけで、ええ。

東京は暗い

大阪の明るいことよ、そして東京の暗いことよ。あまりにも大きいその違いに驚いたのであります。
特にその差があるのはデパ地下。大阪では、明るいことで食べ物がうまそうに見え、活気を感じたのです。賑わっているなあと。
もちろん東京だって人がいないわけじゃあない。でも、東京の後で大阪を見ると、東京の暗さが明らかになってしまうのですな。街がくすんでいる。沈んでいる。
そしてそのことに慣れていてしまっていた。これも驚き。震災から3ヶ月。節電がはじまって3ヶ月ということでもあるわけだけど、この3ヶ月ですっかり暗い状態に慣れてしまっている。違和感を感じなくなっている。そして暗いのが常態になりつつある。かつての明るさを忘れてきている。
たかが光、たかが照明の差なんだけども、気分に与える影響の差って大きいのだなあ。明るさの違いによって印象は大きく変わる。
節電は電気以上の何かを失わせているのかもなあ。元気、活力、勢い、賑わい、華やかさ。明るいことはいいことだ。