(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

キャラクター認識は妄想の前提

飲食脳なので、駅前とかの好立地が空くと、そこにどんな店を出すか妄想してしまうし、同業の人間が集まると、何故かそれが本格的な計画になったりする。別に実現させようとしてそういう話をするわけではないが、大げさに考えるのは酒のつまみに丁度よかったり。
その計画のなかで、最近おもしろいなと思った考え方がある、

AKBから店員ドラフト

「AKBのメンバーから店員を雇うとしたら、誰を採る?」というもの。これをドラフト方式でやる。
ちなみにタケルンバ店長がドラフト指名を行うとしたら、上位3人はこんな感じになる。

  1. 大島優子
  2. 松井珠理奈
  3. 秋元才加

大島優子って万能選手っぽいんだよな。気が利きそうだし、明るいし、店に活気が出そう。調理場の人手が足りない時は調理場手伝ってくれそうだし。飲食業にかなり向きそう。
2位指名の松井珠理奈はちょっと冒険。1位が手堅い指名なので、ちょっと破天荒さが欲しいなと。予測不可能な動きをする若手が欲しい。1位で大島優子が採れなかった場合は、もっと大人しい指名をするかもな。
3位の秋元才加は鬼軍曹役。ひとり怒ることのできるスタッフがいると、店が引き締まる。
やる店はスペイン料理がいいかな。気軽に入れるバルみたいな。肉料理とワイン。客単価2,000円くらい。
で、こういう遊びって、「どんな飲食店を出すか」という終着駅があって、「そのためにはどういう人材が必要か」という過程があって、「この人材にはどういう能力があるか」という前提条件が必要なんだよね。
例えば今回は「気軽に入れるバル」って設定だからこういう指名になったけど、「客単価10,000円のフレンチ」とかになるとまた違うわけだし、違ってくるべきだよね。「篠田麻里子みたいなソムリエがいたら格好いいだろうな」とか。「店が引き立つだろうな」とか。「店に活気が出そう」ということで大島優子を選んだけども、「活気がいるかどうか」というお店の前提が異なるわけだから、指名の結論もまた違うべきで。「メイドカフェ」とかなら渡辺麻友一択。
同時に自分はAKBのメンバーに対して、どういうイメージを持っているかということであり、且つ、彼らはどういうイメージを発信してきたかという話でもあり。「○○といえばA」「△△ならB」というイメージをいつの間にかに持っているわけだけれど、それはこっちが勝手に持ったものなのか、それとも向こうが持たせたものなのか。
AKBが有名になり、メンバーのキャラクター設定がある程度共有されているからこの遊びは可能で、「ジャニーズ所属タレントから店員ドラフト」とかでも遊びの中身は変わらないけども、俺がジャニーズについて詳しくないから、遊びにならない。
いろいろな妄想ができるということは、その対象者についてある程度の具体的な設定があるということであり、その設定の発信に相手方が成功したということなんだろう。いつの間にやらAKBで飲食店の人事を考えられるほど、自分はAKBについて詳しくなってしまっているということであり、同時に、そういう話が成立するほど、他の人にも浸透している。
AKB、恐るべし。