マイナスもプラスも都度申告できる職場はまとも
ブラック店舗あるある。
そして何故これがダメかをわかっていないからこそ、こういうブラック行為が横行するという。
プラスあげちゃうとプラス出そうとするから
コンビニ店長「マイナス出したら自腹な」ぼく「プラスだったら？」 - ブラブラブラウジング
正解。が、これは正解の一部。
プラス分を取っておいて、マイナスがでたらそれで補えばいいんじゃね
コンビニ店長「マイナス出したら自腹な」ぼく「プラスだったら？」 - ブラブラブラウジング
実はこれの防止。
足りない時に誰かに埋め合わせさせようとすると、余った時にプールするようになる。
マイナスの時に不正をするようになると、プラスの時も不正が行われるということになるというわけ。
現金がマイナスの時は、入金の過大計上か、釣り銭ミス（渡し過ぎ）などがある。
現金がプラスの時は、売上の過小計上か、釣り銭ミス（渡し漏れ）などがある。
どっちもミスが原因で、おかしな処理があるから、売上と実現金が合わなくなる。しかしマイナスがあった時に埋め合わせをするようになると、プラスのときにマイナスのためのプールをするようになり、ミスがミスとして出てこなくなる。結果的に不正の温床になる。
本来「過不足」というくらいで、多くても少なくてもダメなんだけども、何故か足りない場合のみが悪くなり、過ぎたるは問題なしみたいな空気になり、謎の裏帳簿ができたり、謎の現金入れ（君の店舗には謎の菓子缶がないかね）が出現する。
その都度、その都度合わない金額は申告する。個人で埋め合わせない。
これが長期的に見て不正を生まない方法なんだけどね。長い目で見れば、何かあった時に埋め合わせをする立場の人間は、プール金をつくるか、埋め合わせの保険として他の不正行為で利得をはかることが多いわけで。
プラスを正直に、都度申告できる店舗はまともです。そうじゃない店舗は何かがおかしい。
ホワイト経理としてはそう思います。
