(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

沖縄4泊5日旅行 −4日目−

首里そば(http://www.churashima.net/shima/okinawa/e_20010301_1/

北のきしもと食堂、南の首里そばというくらいの名店。超大人気店。11時半開店で、遅くても14時には売り切れ。限定約60食。タケルンバも1回食べ逃したレアそばだ。
きしもと食堂がワイルド系なら、こちらはハイソ系。店の作りもそうだし、出汁・麺ともに上品。非常に好対照。出汁はかつお多めではあるが、色から何から違うし、麺もこちらは細麺。しかし麺のボソボソ感は共通。いいとこのへぎそばみたいな感じ。
沖縄そばって、ややもするとマルちゃんの「赤いきつね」みたいになりがちだが(これはこれでうまいんだけれど)、こちらは似て非なるもの。昔ながらだからこそ新しいという逆パラドックスですな。これは是非もの。必食。
場所は首里城近く、達磨寺のわき。近くのコインパーキング利用推奨。12時までには店に着きたい。じゃないと食べられないよ。

ゆうなんぎい(http://okiraku.cside.com/yuunangii.htm

国際通りわき。沖縄料理を一通り食べられる。
ゆうなんぎいA定食を注文。グルクンの唐揚げが1匹丸々入っており、非常にリーズナブル。沖縄初心者はあんつくかここでまず定食というのがいいかも。まずは色々食べてみないと、どんなもんかわからんからねえ。
店の人も親切。適度な量になるよう教えてくれる。好印象。

座喜味城跡(http://www.churashima.net/shima/okinawa/isan/20010406/index.html

意外とタケルンバは文化的なのである。城跡好きなのである。沖縄の城跡(城は「グスク」と読む)は世界遺産に指定されており、なかなかの規模。上まで上がると眺望最高。山城は周りを見渡せるというのが重要な機能なわけで、なるほど納得。城跡内は周りが城壁のため風がなく、非常に暑いのだが、門のところだけは風が通り涼しい。風水的な発想もあったのかしらん。色々と昔のことに思い巡らす時間もまた楽しい。

やちむんの里(http://www.u-r-u-m-a.co.jp/05oki100/06bunka/yachimun/index.htm

「やちむん」とは焼物のこと。座喜味城跡の近くに焼物工房が集まっている地域があり、ちと寄ってみた次第。
……高いですね。いや、いいものは高いって知っているんですが、さすがに手は出せぬ。お金がある人はシーサーとか買っては如何?

道の駅 嘉手納(http://www.town.kadena.okinawa.jp/jigyou2/miti/index.html

嘉手納飛行場の真横。展望台から見下ろせる。夕方の時間帯に行ったため、飛行機が帰還していた。基地内が丸々見れるので迫力アリ。安全保障上どうなんだろう、という疑問はあるが。
この風景を見る沖縄のお年寄りはどんな思いなんだろうねえ。きゃぴきゃぴ騒ぐ場所にあらず。おごそかに見よ。

北谷アメリカンビレッジ(http://uchina.okinawa.cc/okinawa/hontoutyubu/chatan/chatan.htm

沖縄版ミニミニお台場といった地域。以上でも以下でもなし。ひまつぶしに良し。それ以上にはならん。

カナ(http://www.okinawa-joho.net/gourmet/syousai-new.php?id_no=57

イラブー料理の名店。とにかくスゲエ立地。あまりにもわからなくて、近くをウロウロしていたところ、白人の方に「カナ?」と声かけられ、案内していただいた次第。まさか海外の人に道案内されるとは。
で、肝心のイラブー汁だが、これが絶品。空前絶後の出汁。出汁オブ・ザ・イヤー。長年汁物キングはスッポンだろうなあと思っていたわけだが、キング陥落。イラブー首位。何味か表現できないが、とにかくうまい。心が奪われるというか、魂が奪われる味。そして体に良さそう。体に良さそうなものって、何かと苦くておいしくないのだが、これはうまくて良さそう。究極の美食だね。但し身はうまくない。煮干みたいなもん。乾物だけに、出汁を楽しむもんですな、イラブーは。
予約は必須。まずは電話。場所は国道330号を東に行き、高速の下で斜め右に右折。理髪セブンで右に入り、もう1回高速の下をくぐった先の左手奥。幅1メートルくらいの小道に看板があり、それが目印なのだが、夜は見えない。小道というキーワードを忘れずに、ひたすら左手を注視しよう。