文中の端々から滲み出る「オレってスゲエ」的エリート意識には辟易してやまないが、それでも大前研一の著作は読んでしまうのである。今回も新書があったので、うっかり買ってしまった次第。
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/04/19
- メディア: 新書
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というのも、やっぱり朝っていうのは脳が疲れてないから、思考に向くと思うんですよね。1日で最も冷静な時間帯というか。テンションも上がりきっていないから、余計な感情が入ることもないし、そういう意味では論理的な思考に向くんじゃねえかと。オレもそう思うんであります。
また夜は1日の終わりということもあり、脳が既に疲れているので、論理的な思考にはまったくもって向かないんだけど、非論理的な状態だからこそクリエイティブな思考には向くんだよね。大体「創造」なんてのはまともじゃつまらんわけだし。人と異なる「変な」「妙な」「おかしな」発想だから価値があるわけで、人と同じじゃ意味がない。そうした夜ならではの特性があるような気がするのですよ。
その典型が「夜書いたラブレターは朝見直せ」っていう話。夜に書いたラブレターは勢いがある反面、内容はナニだから、冷静な頭で朝見直せってわけだけど、この話を考えても「勢いの夜、冷静な朝」って特色があるわけですわねえ。ま、個人的には夜に書いた勢いのみの文章が好きだったりするけど。そうじゃなかったらこんなアホブログ作れませぬて。
ちなみに日常のオレは典型的な朝型人間です。ラッシュが嫌いというのと、時間ギリギリに出社というのが精神衛生上ダメなタイプなので、早めに起床し早め出社でございます。
また、朝型人間のわりに脳内麻薬の分泌量が尋常じゃないので、朝一番からこんなことが書けるわけです。
「あん、あん、あん。とっても大好きドラえもん」
「あ」をひとつ足すとエロい。
「ああん、ああん、ああん。とっても大好きドラえもん」
こんなことを毎日考え続けて30年。