(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

親と国には預けるな

最近の年金報道を見るに、この状況を喩えるならば、こういう話が的確ではないかと。

  • 「親に預けたお年玉」

お正月にお年玉もらうじゃないですか。で、メチャメチャ小さいときは親に預けますよね。「お母さんが預かっとくから」みたいな。タケルンバも母親に「貯金、貯金」と言われ、のし袋のまま無条件で渡しておりました。
で、このお年玉って、渡したオレは「預けた」つもりなのですよ。ガキなので、流れはよくわかっとらんものの、そのうち自分が使えるんだろうと。損はせんだろうと。そういう感覚で預けとったわけです。他ならぬ自分の親ですしね。
ところが、このお年玉はどっかに消えているわけで。記録がないどころか、そもそも記録してねえと。「消えた年金」ならぬ「消えたお年玉」。実際のところ、オレからお年玉が入ったのし袋を受け取るや、通称「かーちゃんサイフ」に直行しとったわけですよ。
なので、後で「お年玉のお金ちょーだい」と言っても「貯金してあるから、我慢しなさい」でごまかされ、さらに後年「お年玉っていくら貯まってるの?」と聞いても「結構貯まっているわよ」とはぐらかされる。そして最後に待っているのは「あのお年玉はお母さんにくれたものなのよ!」という逆ギレであると。その逆ギレを食らわされたのは、恐らく小学校の低学年くらいのことだったわけですが、子ども心に「ああ、大人って信用できねえ」と思ったわけであります。後年、その復讐とばかりに、通称「かーちゃんサイフ」からお金を失敬しては、ゲーセンに通っていたのも仕方が無い仕儀でありましょう。手癖が悪いだけだよ。
で、年金はこれを親じゃなくて国がやっているだけ。「後で返すから」と言ってごまかし、はぐらかしていると。となると、後はどっかの段階で逆ギレしてチャラにしようとする。そんな感じが伺えますね。このニュースなんて、まさにその地固め。国庫負担引き上げなしだと2049年に破綻するという話。

逆ギレ体制は着々整備中。お金に関しては親も国も信用しちゃならねえです。
ちなみにお年玉を搾取されたことがわかって以降、オレはお年玉を親に渡すのをやめ、お金は全部自分で管理することにしました。小学校低学年のクソガキでも、騙されたことがわかったら、これくらいの自己防衛はするもんですよ。ガキはガキなりに学ぶもんです。そしてガキができるなら、大人なら間違いなくできるはず。騙されたと思ったなら信用しないことですな。そして選挙とかで行動に移す。それに尽きますな。