(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

今月はソウルに行ってきます

1月に北京に行ったN氏と、今月ソウルに行くことになりました。5月31日に旅行日程を確定し、6月1日にHISに勤める中学時代の同級生に電話。3泊4日で宿・空港からの送迎付き・その他燃料サーチャージなどコミコミで5万弱。早速予約。このあたりの遊び関係の動きはすこぶる早いのです。
そして昨日、6月2日。

……なんか盛り上がってるんですが。

韓国政府による牛海綿状脳症(BSE)対策を理由にした米国産牛肉の輸入制限の解除に抗議するデモ

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080601/kor0806012045001-n1.htm

うへえ、デモっすか。しかも牛肉関係っすか。
(´・ω・`)<焼肉を食べようと思ってるのにな。
(´・ω・`)<髄刺し食べようと思ってるのにな。
(´・ω・`)<骨髄はプリオンぶりばりなのにな。
ま、オレの場合、デフォルトがヘタレなので、この際、ヘタレ牛になったところで問題ありません。「牛」がつくだけです。どんとこいです。どっちみち脳みそスカスカです。むしろ本人が気付かないうちにスカスカになれるだけ幸せというものです。「北斗の拳」で言えばトキの使う「北斗有情拳」みたいなものでしょうか。ちにゃ。
そしてもうひとつは板門店ツアーです。未だ休戦状態のピリピリムード全開の板門店に行くのです。
一応、前に行ったのですが、N氏は行ったことないそうですし、オレ自身、あんな緊張感はなかなか味わえないので、何度でも行ってみたい。

この画像のテーブル真ん中が境界線。左が韓国、右は北朝鮮なのです。こんな経験はなかなか味わえもはん。
もちろんメシも重要。焼肉だけじゃない。韓国は汁モノがうまいのだ。サンゲタンは必須。

他にもコムタン、ソルロンタンなど。汁にハズレなし。
あとは鳥ね。サンゲタンもそうだけど、タッカンマリっていう鳥まるごと鍋。アッサリとしたダシに鳥一羽。元々タッカンマリって鳥一羽って意味なのだ。それを分解し、キムチなどで味付けしたりしてガンガン食っていく。シメはククス。韓国のうどん。これが合うんだなあ。
あと鳥といやタッカルビもうまい。辛い鳥を炒めて散々食べたあと、その鉄板でご飯を炒める。するとこれが不思議なことに、残ったタレでおいしい焼き飯ができるのです。これが絶品でして、奥様。
鍋もいろいろあるよ。海鮮鍋のヘムルタンとか、豚の骨骨鍋のカムジャタンカムジャタンは途中でラーメンを入れる。インスタントの乾麺。本当は乾麺は鍋のシメなんだけど、カムジャタンのシメは雑炊に決まってるので、麺を途中で食べちゃう寸法。鍋のシメは麺か雑炊なんだけど、それを両方食べるという贅沢な試み。盆と正月が一気にやってくるようなもんだ。
あとはテイクアウトもののB級グルメも意外とうまい。細長いモチのトッポギとかおでんとか。あと市場とかお惣菜を売ってるようなところでは、店先でサバとか太刀魚を焼いてる。あるいは豚足。豚足って言っても日本のと違って、きちんと肉がついてる。チョッパルって言う。コラーゲンだけじゃないのよ。肉もしっかり。アミの塩辛を一緒にサンチュに巻き込んで食べるとこらまたなんとも。
そこに合わせるのは焼酎かな。「チャミスル、ジュセヨ」だ。クセがなくて飲みやすい。そして韓国ではそれをショットでグイグイ行く。割らない。ストレート。小さめのビンがガンガン空いていく。
マニアックなとこだとキュウリ焼酎ね。キュウリを漬けてある焼酎。これがうまい。キュウリも瓜なので、意外と甘くなる。メロン感覚。不思議な味。キュウリだという事実と、味覚のギャップが面白い。
マッコリもいいな。いわゆるどぶろく。濁り酒。フルーティーな口当たりなので、女性向け。辛いものに合う。グイグイいける。ハイソなとこだと松の実を浮かせてあったりね。甘いタイプと酸っぱいタイプがある。ヨーグルト的だったりもする。
ああ、食べたいものだらけ。食いしん坊の欲望は尽きない。3週間後が楽しみだなあ。