(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

コッテリよりもアッサリ派です

基本的に自分はシンプルな料理が好きですし、アッサリした料理が好きです。見た目がコッテリしてるので、どうしてもコッテコテのものを好むと勘違いされるのですが、さにあらず。ワタクシのような大食漢は量を食べたいので、コッテリ好きじゃ持たない。アッサリをたくさん食べたいのです。なので脂分少なめ、塩分控えめ。薄味好みで、シンプルな調理がいいのですな。見た目と好みは一致しないものなのですよ。

うどん

冷たいうどんが好きです。冬でも。シュッとした歯ごたえが好きなんです。ビシッとエッジの立った麺が好きなんです。温かいとふにゃっとしてダメなんです。麺の良さを楽しむなら冷だと思ってます。
食べ方は醤油をちょっと垂らすのが好きですね。醤油うどん。本当にうまいうどんなら、薬味もいりません。やや甘めのダシ醤油をちょっとかける。これだけで十分。うどんのお刺身ですね。西の醤油は東の醤油に比べてダシっぽく、甘味があるわけですが、そういう醤油が合います。大根おろしも、天かすも、ショウガもネギもいらない。打ちたて茹でたて締めたての「3たて」のうどんには醤油生一本。締めた冷たいままでいただく。これがたまりませんな。

牛肉

霜降りより赤身が好きです。かための肉をごきゅごきゅ噛んで、噛んだ中から肉汁ほどばしる感じがいいですね。霜降りのサシの入り方はどうでもいいです。牛肉の場合、脂身にあまり興味はないです。柔らかさも要求しませんな。むしろかたい方がいい。奥歯でむっしむっしいける方が「肉食ってる!」って感じがしていいですね。「口の中で消えちゃった!」って脂のうまみもいいんですけど。
調理方法はカタマリのまま焼くのが好きです。赤身のカタマリをただ焼く。直火で焼く。途中で切らない。切ると肉汁が出てしまう。丸のまま焼く。とにかく焼く。表面は最初に強火で。あとは弱火でじっくり。
塩・胡椒は焼き終わってから。塩をパラリ、胡椒をパラリ。そしておもむろに切り分け、最後に醤油をひと垂らし。焼いた肉に一番合う調味料は醤油だと思ってます。ステーキソースとか焼肉のタレは甘い。甘味が少ない関東の醤油が合いますね。味が引き締まる。
あとこの焼き方はBBQ向けなのですけど、牛肉のカタマリは高いので、もっと安くあげるのにオススメなのが豚タンの一本焼き。タンに串をブッ刺して焼く。一本丸々焼く。スライスしたのだと肉汁ダダ漏れですが、一本丸々焼くと肉汁が逃げないので、物凄くジューシーなんですよ。見た目はグロいけど。グロ耐性があるならオススメですよ。

ラーメン

なんだだかんだで醤油の普通のラーメンがいいんです。関東の人間なので。中華そばというか。メンマ・チャーシュー・ネギ。それでいいんです。ごてごてするのは好きじゃないですね。具なしだと寂しいけど、具がありすぎても困る。麺とスープと具のバランスがラーメンなのでね。具ばっかり良くても困る。基本は麺料理なわけですし。
スープはアッサリ系がいい。家系とか二郎は本来は好みじゃない。うまいけど、うますぎるんですよ。変な話だけど。味がしっかりしすぎてる。薄味好きには厳しい。「味あんの?」みたいな方がいいですね。それでいて食べ進めていくうちにうまさに気付くと。しみじみ「うまいなあ」と。そういうのがいいんです。初見で「ガツン!」よりもね。……ま、たまに食べたくなるんだけどさ、それでも。

とりあえず何でも茹でて、ポン酢つけて食っとけ! と思ってますね。間違いがない。ハズレがないし、ハズしようがない。鍋というのは融通無碍で、如何様にもできるわけですが、だからこそキリがない。なので、ごくごくシンプルでいいと思うのですよ。白菜とネギ、そして豚バラか鶏肉。このラインナップでも十分に鍋足りうるわけですよ。お湯で茹でて、ポン酢で食っとけば間違いない。ポン酢もミツカンで十分うまい。
ま、お湯で茹でるのはあまりに芸がないので、自分がやるときはめんつゆをちょっと入れますけどね。ダシをちょっと足す。まっさらのお湯はちょっとねえ。しゃぶしゃぶなんかも、薄めにコンソメ入れたお湯でやってもうまいんですよ。顆粒のダシの素とかコンソメは使い勝手がいい。
あと何気に鍋の具としてうまいのが油揚げ。細切りにして、とりあえず浮かべとく。他の具とまとめ、はんぐと食う。うまい。隠れた実力者。

寿司

脂身の少ないネタがいいですね。白身とか光り物が好き。ワサビ抜き主義者なので、隙あらばイワシとアジばっか食べてます。デフォルトでワサビが入ってないから、ワサビ抜き主義者にとっては注文しやすくて二重丸。
あと光り物といえばサバ。サバですよ。寿司でサバとなるとシメサバになるわけですが、あまりシメない生っぽいサバがいいですね。白く色が変わるくらいシメたサバは好みじゃない。生っぽいのがいい。
マグロは中トロ・大トロよりも赤身が好きですね。中オチとかの方がいい。牛肉同様、脂の旨みよりも、肉としての旨みを感じたいので、赤身の方が都合がいい。
同じ理由でカツオも好きですな。いくらでも食える。ショウガ醤油で食べるわけですが、カツオの身にちょっとレモン汁をかけてもうまいね。サッパリする。相性がいい。個人的に好きな食べ方。
とまあワタクシはこのような食べ方を好んでおります。週末の皆様の食卓のご参考にどうぞ。