(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

水になりたい

透明というより、オレは何色にもなれるようにしていたい。

そういう意味でイメージしているのは水。水になりたい。ブルース・リーも言ってたんだけどね。「水になるのだ、友よ」って。


これの7:10あたりからのくだり。日本語版もある。


1:22あたりから。
結局水というのは融通無碍で形がない。形がないけど、どんなものにでもなれる。「ポットに入れればポットの形になる」とブルース・リーも言っているけれども、入れ物の形で変わる。なんにでもなる。使う人によっていくらでも形を変える。使う人任せ。加熱すれば沸騰して水蒸気になるし、冷やせば氷になる。色もつけられる。染められる。
また、そういう加工をしても、沸騰して気体にして、それを冷やせば元の水になる。どんなに冷やして固めても、温めれば水になる。そういう自在な存在になりたいんだよね。自分はただ水であればいい。形は自分が決めることじゃない。見る人、使い人が自由に決めてくれればいい。
だから、どう見えるかは気にならない。見る人によっていろんなものに見える。それでいい。見えていればいい。なんかであればいい。オレはそれをコントロールしないし、できないので、しようとも思わない。好きなようにしてくれればいい。見たいように、見えるようにみていただければそれでいい。
また、オレの方からはなんでも飲み込んでいきたい。混ぜていきたい。とりあえずぶち込んで混ぜてみればいい。食わず嫌いはやめたい。とりあえず食ってみたい。実際にやってみないとわからないことがある。やってみてわかることもある。頭から否定することは避けたい。存在を認めた上で取り組んでみる。取り組んだ上で、自分にとっての是非を決めるようにしたい。
そういう意味でも水っていいと思う。なんでも混ぜられる。そしてすべてを飲み込む破壊力もある。自由自在・融通無碍・臨機応変。そういう存在を目指したい。