華やかな辛さなり - エチオピア
そして昨日はカレーを食してまいりました。
カレー殿下と。行ってきたのはこの店。
エチオピア・本店（神保町・カレー）
神保町はカレーの名店が多いわけですが、この店もそのひとつ。で、この店は俺好みのスパイシー系で、尚且つお値段も手頃なので、重宝しているのです。注文してから出てくるまで、やたら時間がかかるけどね。ま、それはしょうがない。出来合いのをよそって出すだけじゃないという証明でもあるわけで。
じゃがいも。神保町のカレー屋名物。多いよね、じゃがいも出すところ。
バターをつけて、とかして、そこに塩をパラリで食べたいね。
そして真打登場。チキンカレーの大盛り。辛さは20倍に。いつもより赤いよ。
しかし、この辛さはタダ辛いという訳ではなくて、スパイス類がぐっと多く投入された分、
カリーライス専門店 エチオピア 本店（東京・神保町エリア） - 妄想殿下的「西洋料理至難」
カレーのスパイシーさが華やかになった感じがします。ただ辛味が増しただけじゃなく、風味まで豊かになってます。
と殿下が評してたので、試してみることにした。いつもはデフォルトの0倍なんだけどね。
食べてみる。……ううむ、辛い。しかし、これはうまい。「カレーのスパイシーさが華やか」とはよく言ったものだ。確かに華やか。ただ辛いだけじゃなくて、いろいろな成分が20倍になったことで、個性が際立っている感じ。辛い。しかし辛いだけじゃない。辛いことでかえって甘みが伝わる部分もあるし、他の個性が際立つ。とがらせた風味の激闘が舌の上で繰り広げられているというのかな。派手なんですよ。派手。
単に唐辛子成分を足しただけじゃないんだよね。一般的な激辛料理、特に辛さを調節できるものの場合、単なる粉末唐辛子の量の違いだけだったりするんだけど、この20倍はそうじゃない。ふむ。これはなかなかだな。0倍もいいが、20倍もなかなか。チキンもゴロゴロ入っていてうまいぞ。オススメだ。
ちなみに殿下は50倍にして大苦戦していた。殿下曰く「痛い」「しびれる」。20倍くらいが楽しんで食べれる限度の感じ。最大70倍。ご利用は計画的に。
