2009年度の新人の型
ご指名を受けたので。
こちらの企画に参戦。
2009年度の新人を次のように命名してみます。
携帯ゲーム機型
コンパクトなサイズと、サイズとは裏腹の機能。これまでの据え置き型ゲーム機に、持ち運び可能というアクティブ性と、通信機能による他者とのコミュニケーション性を併せ持つ。アクティブに外に出かけ、他者とコミュニケーションをとりながらも、ゲームという自分の世界は保持するという積極性と保守性がある。
しかしながら画面に液晶を使用しているため、衝撃に弱く、壊れやすい。粉々になりかねない脆さを持ち、扱いには最新の注意が必要である。特に下に落とすのは厳禁であり、衝撃で故障が発生し、トラブルが起きかねない。画面がひび割れた状態でも継続使用は可能だが、機能は著しく劣化する。
様々なアタッチメントや、カードなどを入れ替えて機能を拡張することもできるが、その場合、据え置き型家庭用ゲーム機との違いがなくなり、アクティブ性が失われる。拡張できるからといって、様々な機能を付け足していくと、これまでの据え置き型ゲーム機と何ら変わらない。携帯ゲーム機としての売りがなくなってしまい、器用貧乏に陥る。
これまでの据え置き型主流の中から新たに登場したスタイルだけに、一過性の動きに終わる可能性もある。アクティブ性という個性を大事にするためにも、あくまで携帯ゲーム機と割り切り、過剰な機能は求めず、衝撃を与えないように慎重に扱うことが必要となろう。
「このタイミングでDS？PSP？」ってのはありそうだなあ。順当に考えるとiPhoneなんだろうけど。昨年が「カーリング型」だから、今年も微妙に流行りをはずしてきそうな気がする。
穴狙いとしては「小悪魔ageha型」とかだなあ。こういう団体が、いかにも「やっちゃった」感じで使いそうな気がする。流行にのって大失敗パターン。余計恥ずかしいパターン。「これ流行ってんだろう」みたいな感じで「どや顔」をして言ってしまう。「覚えたての言葉を、とりあえず使ってみました」という展開。……ありそう。
とりあえず、携帯ゲーム機型に1票を投じます。
