2009年初まるい - もつ焼まるい
今年も3月となりましたが、まだまるいに行ってなかったのです。3月の陽光に見送られ、2009年初まるい。
もつ焼まるい(押上・肉料理)
ガッツリと肉を愛したい人間には最高の店。安いし、うまいし、量多い。塩のひとかけ、サワーのレモン、ドリンクの氷。この店には一切の油断とか、「まあ、いいか」がない。食材の切り置きとかもしない。そのかわり料理ができるまで時間がかかるが、だからこそのうまさ、ごまかしのない味。
メニューもたくさんあるが、いつ行っても、どれを頼んでもうまい。「どれかひとつハズレがないかなあ」というイヤらしい気持ちもあり、たまにフェイントをかけてみるが、それもうまい。見事すぎてぐうの音も出ません。
そして今回もやはりうまい。毎度おなじみのメニュー、毎度おなじみの注文だが、毎度驚く。
レバ刺し。今日は子牛のみ。
若い牛だからこその純な味わい。厚切りだからこその歯ごたえとうまみ。これだけのレバーを、ここまでの厚切りで食べれるのは、全国広しといえども、ここだけだろうなあ。
ナンコツホイル焼き。ナンコツのコリコリ感に、煮込んだ玉ねぎのトロトロ感と、最後の方に追加で入れられる玉ねぎのシャキシャキ感。玉ねぎの二段活用。風味も、甘い玉ねぎ・辛みの玉ねぎという二段構え。そこに日本酒の香り、レモンの酸味。たまらんね。
馬刺し。今日はヒレだそうで。
一切のスジがなく、脂身はなく、それでいて口の中でとろける。馬肉がスジばってかたいって言うヤツは、ここの馬刺しを食うといいと思う。
モツ煮。実はこれで半人前。小鉢に人数分取り分けてくれる。2人で1人前を頼んだので、これで半人前。細かい心遣いが嬉しいよね。
モツがぷりっぷり。脂といい、風味といい、キッチリ残っておりますよ。大根もしみしみでうまいなあ。
まるいサラダ。
表面に載っているのがガツ刺し。これがまたうまい。タレとの相性も最高。ビールが進みすぎる。
白ネギ焼き。
毎回頼んでいるわけだが、毎回うなるわけで。このタレがうまいのよ、もう。
そして本日のオススメが鶏のすき身焼き。オヤジさんが「今日のすき身はうまいよ!」というので頼んでみた。
焼く前の肉。ううむ、この時点で既にうまそう。これをいい塩で、炭で焼けば……当然うまいわな。うまいに決まってる。
完成。おひょおおおおおっ、これはいいなあ。うまい。シャクッという鶏肉の中では未体験の歯ごたえ。
「こにく」と言われるところで、1匹からは2切れしかとれないらしい。ほええええっ。ここの1人前で何匹分なのかなあ。ま、うまいからいいや。うまいんだもん。
本日もまるいを堪能。今年は何回行くことになるだろうか。肉といえば、まるいだぞ!
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