(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

恐るべしインフルトレンド

ほう。

グーグルの慈善部門、グーグル・オルグはウェブ上で「関連するキーワードの検索件数と従来のインフルエンザ発生動向調査のデータとを比較したところ、インフルエンザの流行時期に合わせて多くのキーワードの使用回数が増加することが分かった。関連キーワードの検索件数を合計することにより、インフルエンザの流行状況を国や地域ごとに予測することができる」と述べている。

http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200911180091a.nwc

インフルエンザが流行ってくるとみんな検索するので、「検索されるようになる=インフルエンザが流行している」になるってことか。むう。
まあ確かに自分自身がかからなくても、身近なところで患者が増えたりしたら気になって検索するだろうしなあ。「身の回りに増える=流行」とも言えなくもないわけで。
その噂のインフルトレンドがこれ。

アメリカのデータを見る限り、確かに相関しとるねえ。こら凄い。
頭いいヤツは既に株取引とかにつかってるかもな。タイミング取引の材料として。流行に合わせてインフルエンザ関連銘柄を売買する。
昔、ロスチャイルド家ワーテルローの戦いでナポレオン敗北の一方をいち早くつかみ、その情報を元に取引して巨万の富を得たと言われるけど、Google情報の活用如何で、いくらでもチャンスはあるんだろうなあ。
またGoogle内部の人間は、より詳細なデータを誰よりも早く見ることができるわけで。それが生む富というのは、今後莫大なものになっていくだろうねえ。
便利で有用なデータだけど、だからこその危険性というか独占性も同時に発生しそうだなあ。