ねんがんのやきとりをたべてきたぞ!!
- ジャンル:居酒屋
- 住所: 新宿区歌舞伎町1-26-7 エイトビル 1F
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- (写真提供:ヨッシー1994)
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941さんのブログ記事を見つつ、常々「グギギ……」となっていたのだ。いつもうまそうなんだよ、本当に。
で、やっと行ってきたわけなんです。
どうしても野菜が不足するからね。野菜を食べようね。
と言いながらいきなり煮込みを頼む肉好きの悪いクセ。煮込みはすぐ出るのでしょうがないね。
ドミグラ系の濃い味で酒が進む。これはご飯とも合うだろうし、フランスパンとかガーリックトーストと合わせると言うことなしだ。
ちなみにこういうドミグラ系の煮込みは、卵黄と猛烈に合う。卵黄を落とし、ぐちゃぐちゃっと混ぜ、卵黄と煮込みが混ざったところを、雑にパンにつけて食べると……うまいに決まってますわね。
さあ、串をはじめよう。まずはささみ。焼き鳥はまずはささみから。最も淡白な味わい。ごまかしがきかないので、肉質がわかりやすい。
合わせてあるのは柚子胡椒。わさび嫌いの俺にはありがたい。
んふー、うまいよ。焼き加減も最高だ。
このレア感。シズル感。
ささみって焼き過ぎちゃあダメなんだ。パッサパサの単なるタンパク質になっちまう。軽く焼いてこその部位。半焼き上等。レアでいいんだ。レアでなくちゃダメなんだ。
続いて砂肝。ずり。焼き鳥となると必ず頼むところ。しゃくしゃくとした食感がたまらない。
そうこうしているうちに厚焼き玉子と、
フライドポテトも来た。妙にしっかり揚がっていてうまいぞ。
これはあぶらつぼ。希少部位らしい。脂をたくわえた皮裏の部分ということなのかな。脂肪のうまみと。ゼラチン状のくにゅくにゅとした感触がいい。
スタンダードにももを食べよう。ねぎまもいいが、こうしたストレートに肉オンリーを食べるのが好きだ。肉! ネギ! のコンボもいいが、肉! 肉! 肉! と自らバランスを破壊しに行くのも大人飯のいいところ。はい、正当化しているだけです。
ソリレス。鶏の肉爆弾といいますかね。皮のパリっと感と、肉のジューシーさを一口で味わえる部位なんです。鶏肉のいいところを凝縮しているわけで。ああ、うまい。
皮も来ましたぞ。じっくり焼いて、パリッとサクッとの仕上がり。皮が苦手な人がよく理由に上げる「ぐにゅ」「ぐんにょり」感がない。皮に含まれる脂分で、皮自身を焼き、脂分を飛ばすことでこうなるんだよね。カリッとベーコンと同じこと。
ただし、焼き上がりに時間はかかる。強火で焼いておしまいじゃないからね。焦げすぎない程度の火力で、じんわりじんわり脂を飛ばすので。ああ、でも待つ価値あるなあ。いくらでも待つさ。
レバー。おっほー、なんというトロッと感。口の中でレバーがとろけてくるよ。口内にからみついてくるよ。やがてあふれるレバーのこってりとした旨味。ここもやっぱりレアがいいんだよね。ぼそぼそになっちゃ台無しだから。
せせり。首の肉。「小肉」って呼んだりもする部位なんだけど、本当に小さい肉なのね。だから凝縮されてるの。ギュッギュッとした肉の噛み締め感がいいんだ。
ハツ。噛み締め感のあとは、グミのような食感も楽しみましょう。焼き鳥は鶏肉のいろんな部位を食べることで、いろんな味を楽しめるし、食感の差がいろいろあるのがいいんだよね。
最後はちょうちんと、
卵かけご飯。黄身の共演で締めくくり。ふわああああ、濃厚濃厚。うまあじうまあじ。こりゃいいや。
場所柄を考慮すればやや割安。これはなかなかいいお店。また行こうっと。