(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

香港・マカオ3泊4日 2日目

朝粥

こっちにきたら粥でしょ! ということで早速朝粥をしばく。私はベーシックな皮蚤痩肉粥(ピータンと肉入り)。S氏は卵は食べられるが、ゆで卵は嫌いという特異な好みのため、魚団子入りの粥をオーダー。相変わらずうまい。何でこっちのお粥はこんなにうまいんだろうか。
で、チェックアウトが12時と相当余裕があるので、徒歩で観光。まずは近くのリスボアホテルへ。カジノに潜入。2人してスロットマシンで溶かす。出るわきゃないよねえ。で、手持ちが微妙ゆえ両替。1万円で665ドル。1ドル=15円。うむ。まずまず。その後、セナド広場などを巡り、マカオGPの山側のコースを見物する。ここでタクマは勝ったんだねえ、としみじみ。
昼近くなりホテルに戻りチェックアウト。ひとまずフェリーターミナルに赴き、荷物をコインロッカーに預ける。5年前にこのロッカーに預けていた荷物が出てこなくなり、「ディスロッカー、荷物出てこない」と叫んだ日々を思い出す。そりゃ通じんわ。
そして近くのニューヤオハンへ。一通り冷やかす。ありますねえ、勘違い日本食品の数々。さんまの一本寿司って誰が食べるんでしょ。それにしてもサーモン大人気。刺身・寿司コーナーのメインを占める。何故だ。

エビワンタンメン

お腹がすいたのでセナド広場の「黄枝記」へ。名物のエビワンタンメン。……う、うまい。これ、タケルンバ史上1位のエビワンタンメン。スープのダシっぷりといい、エビのプリプリ感といい絶品。微妙にエビが香ばしいのも加点材料。殻ごと最初に炒めているんだろか。これまで浜田山の「たんたん亭」が長らく王座を守っていたが、あっさり陥落。並んでも食べる価値あり。
食事の後は酒、ということでワイン博物館へ。試飲するも、おかわりを拒否され、少々げんなり。併設のグランプリ博物館に移動。おお、セナグッズだ。その近くに渋い一角。パトレーゼコーナー。う、懐かしい。シューマッハーが乗ったマシンの隣に、クルサードが乗ったマシン展示。観光客誰も見向きもせず。クルサードだって十分スゲエのに。

香港へ

今日と明日の宿をとらねばならぬため、早めに香港へ戻ることにする。昨日使った代理店で九龍酒店630ドルと出ていたので頼むが、祝日ゆえ950ドルだと言う。うぬぬ、日本人からボリおるか、おのれらは。さすがに高いので他を探す。奥の一角でおっさんに捕まったので「九龍サイドのホテルはあるか?」と尋ねると、「あるあるよ」という答え(あくまでもイメージ)。すると帝国酒店が480ドルだという。お、リーズナブル。2泊分を予約。グッジョブ、おっさん。

激辛祭り

香港島から九龍サイドにただ渡るのはつまらん! ということで、スターフェリーで渡ることにする。ああ、この安っぽいつくり。風情ありますねえ。で、帝国酒店へ。ネイザンロード沿い、尖沙咀駅のすぐ近くの便利な立地。レートのいい両替屋があることでおなじみの重慶大厦も隣にある。難点は部屋のつくりがショボイところ。トイレ・シャワー・テレビすべて調子悪し。2流ビジネスホテルといった感じですかねえ。
で、その重慶大厦で両替。入口付近は1万円で605ドル。なんじゃそりゃ。で、奥に入ると695ドル。1ドル=14.4円なり。凄く怪しいビルだが、奥に入らないといいレートがないのよね。
そして夕食をとりにホンハムまでタクシーで移動。香港のタクシーは初乗り15ドル。目指すは蔡瀾美食坊。「料理の鉄人」の審査員もやってた蔡瀾氏プロデュースのフードコートだ。中でもいきたかったのが四川の名店「詠藜園」。ここの坦々麺が食べたい! しかし大行列。並ぶのが嫌いなはずの香港の人が店の前で待っている。むむむ。我々も人数を告げて整理券をもらう。順番になると店の人が番号を読み上げるシステム。「黄枝記」もこのシステムでした。
30分くらい待ってやっと入店。注文したもの。坦々麺。麻婆豆腐。エビチリ。うむ、ベタだ。しかしこれが激ウマ。特に坦々麺のうまいことよ。これまたタケルンバ史上1位の坦々麺に輝く。スープの辛いこと、辛いこと。しかしこの後引くうまみよ。病み付き。日本に来たら毎日食べに行きそう。案外お台場あたりにあっさり来そうだが。
その後、男人街(廟街)の夜市に行くが、めぼしいものがないため、許留山でフルーツをしばいて早めの就寝。