W杯で燃え尽きた中田英寿よろしく、タケルンバも「自分探しの旅」を敢行。金もないのに4泊5日の大盤振る舞い。そしてその行き先は……香港、またか。何はともあれ、1年ぶり。久々であり、さりとて「またかよ」でもある。とりあえず今回はこんなコンセプトで行くことにしてみた。
- とにかくネタを探せ!
「人生とはネタ探しの旅である」という名言を残したのは、かのウインストン・チャーチルだったであろうか(大嘘)。とにもかくにもタケルンバが行くのである。何にもない無風の旅というのも面白くない。得がたい経験をしてこその旅。ネタがあってなんぼ。ネタにならない旅なんて面白くないのだ。……言いすぎか?
- 日本人とばれるな!
戸籍上は日本国籍であり、今のところ「実はお前はわしの……ガクッ」という今際のエピソードも体験していたし、何より十分日本人ビジュアルだと思うのだが、とにもかくにも海外で日本人と思われてないタケルンバである。折角なので終始日本人じゃないことを装うことに決定。あるときはタイ人であり、あるときは韓国人であり、あるときは中国本土の人である。「ひとり無国籍料理」と呼んでくれ。
- ひたすら食え!
ま、どこに行っても結局これ。タケルンバといえばメシ。メシなんである。麺も好き、中華料理も好きという男にとり、香港は楽園そのもの。しかもうまいだけでなく、安いときている。これは食べて食べて食べまくるしかあるまい。
- 出たとこ勝負!
最近は深夜着の便で行くことが多かったため、さすがに初日分の宿は日本で確保していたのだが、今回は夜着とはいえ、やや早め。動く時間は十分にあるので、久々に予約なしのアポなし旅。香港がダメならマカオがあるし、珠海でも深センでも構わん。旅の予定も気の向くまま、赴くまま。全ては思いつきと勘。本能だけで動くのだ。
とまあ今回はこんな感じ。とにもかくにも「いざ、香港」だ。