(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

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おせち潰し

この記事でこう予言していたわけなんです。

 予言。次の偽装候補は「松前漬け・明太子・もみじ饅頭」のどれかでは。中でも明太子はかなり有力。明太子は色々あるからなあ。

で、ニチモウでバレたのが先月のこと。

そして船場吉兆で、またも発覚。

「なんだかなあ(@阿藤快)」であります。
で、この流れで行くと、次は「数の子」か「いくらの醤油漬」が来ます。その理由は「魚卵つながり」。

  • 「産卵期しか魚卵は手に入らないはずなのに、何故年間通して出荷できるのでしょうか?」

この問いを考えてみりゃ答えは簡単。原料を保存しとくか、製品を保存しとくかのどちらか。で、基本的にこういうものは、一気にまとめてつくるものなので、製造日の偽装をしがちなんですよ。そんなわけで、疑ってみると吉。
ついでに言うと、この偽装の流れって、要するに「おせち料理」なわけです。黒豆なんか典型だけども、そのうち他のものにも派生します。魚卵コーナーの次は練り物コーナー。具体的にはカマボコ。「カワハギって書いてあるのに、カワハギが入ってない」「カワハギどころかグチもつかっておらず、得体の知れない南米の方の魚がメイン」みたいな原料偽装話が出てきますよ。あと、中国・九州地方における「天ぷら」ね。東日本で言うところの「さつま揚げ」みたいなヤツ。魚のすり身を揚げたもの。これも微妙。原料偽装・産地偽装・製造日偽装の「トリプルプレー」が行われている老舗アリ。大丈夫かね。
ただ何度も言うけども、製造日に関しては、あまりガタガタ言うのはどうかと。食えるのは間違いないこと。まして「おせち料理」というのは、日本の保存食文化なわけで、その内容物もれっきとした保存食。「早めに作って、元旦は何もしない」ために作るわけですからね。日持ちしないわけがない。
もう忘れられている風習ですけど、元旦は福を逃がさないために、本来は何もしないもんなんですよ。日本唯一の安息日なわけですよ。で、そういう風習が「おせち料理」につながったわけで、日付でガタガタ言うのは本末転倒なんですけどね。
さ、この話が次はどうなりますかね。また予想が当たりそうで怖い。しばらくは西日本に偽装の嵐が吹きそうですぞ。