(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

浜口京子が他人と思えない件

浜口京子アジア選手権で優勝。北京オリンピック代表が決まったようで。

世代的に近いってこともあって、応援してるんだけども、昭和プロレスファンとしても見逃せないのよね、浜口京子。ある意味、子役のようにちっさい頃から見てるんで。昭和プロレスファンとしては他人に思えないのよ。ついつい応援しちゃう。
他のプロレスラーの子どもってあんまりテレビにマスコミに露出してないんだけど、何故か浜口京子はガキの頃から出てたんだよね。「週刊プロレス」「週刊ゴング」とかにちょくちょく写真が出てたし。何故か近況が伝えられ、成長過程を見てたんですよ。ガキのときに長州に抱え上げられて号泣なんてエピソードもあったし。
あとこんなこともあったなあ。土曜の夕方に「ワールドプロレスリング」がやってた頃。度々ゴルフ中継のために放送中止になり、「プロレスの敵はゴルフ」だった頃、何故かアニマル浜口のトレーニング教室みたいなコーナーがあった(すぐ終わったミニコーナー)。
そこで浜さん(古いプロレスファンはアニマル浜口をこう呼ぶ)と一緒にトレーニングさせられてたのが、まだ中学生くらいだった浜口京子。浜さんと一緒にプッシュアップやらスクワットをやらされる。もちろん年端もいかない女の子。元プロレスラーの浜さんと一緒にトレーニングして持つわけはないんだけども、実は昔と今では根本的なキャラはまったく変わっていない浜さんである。

  • 「オラッ、行け、京子!」
  • 「休むな、オラッ、諦めるな!」
  • 「あと一回だ! オラ! じゃもう一回だ!」

と、公開親子SM(全国ネット)。浜さん曰く。

  • 「激しくぅー、そして静かにぃー」

どっちやねん!
とまあ、わけのわからんアドバイスを受けてトレーニングしてたんですよ。その後、奥さんのやってた店(「香寿美」だったような)で鍋を食い、そこに浜さんから人生論を語られ、号泣とか。そういうのを見ていたもんでねえ。
他にも、ボディービルダーを目指してたりとか、女子プロレス云々とか、わたし本当はプロレスとか格闘技イヤなのとか、普通の女の子になりたいのとか、「リングの魂」出てたりとか、結局アマレスの道に進んでいたりとか……そういうのをずっと見ておりましてねえ、ええ。それこそ「渡る世間は鬼ばかり」のえなりくん以上ですよ。ましてえなりくん以上に周りは濃いですし。何せ父親が浜さんなのでねえ。
そんなわけで、昭和プロレスファンとしては、ある意味、親戚感覚で応援してしまう次第。他人とは思えません。面識もないし、何の縁もないけども、応援せざるを得ません。金メダルをとって欲しいし、幸せになっていただきたいなあと。そう思っている次第。
恐らく昭和プロレスファンに無条件に愛されている人物だと思いますがね、浜口京子。「プロレスラーの子ども」枠では、坂口憲二以上。北京のご活躍を祈ってますよ。
(どうでもいい追記)
次期浜口京子の座は、佐々木健介北斗晶の息子か、ジャガー横田の息子になりそう。現在の露出的にはジャガー優勢。「アニマルからジャガー」という流れもいい感じ。動物つながりでお願いします。