今日はオレの中の狂気を目覚めさせるべく、こちらの店に行ってまいりました。
ミスターデンジャー（東あずま・ステーキ）
店名でピンときた人はプロレスファン。そう、「ミスターデンジャー」と呼ばれた松永光弘が経営するステーキ店。
ちゃんと店の入口にも書いてある。「プロレス」のフォントを「週刊プロレス」から流用してるのか「ラー」だけ微妙に変だ。
今のじゃなくて、古い時代のね。……というか、フォントを見て「週プロのじゃん」と見破ったオレはやっぱり昭和プロレスオタだな。
中に入ると……あ、普通に松永がいた。そして普通にオレのステーキ焼くし。名前だけの店じゃなくて、ガチでやってるのね。さすがミスターデンジャー。
注文したのは2,000円セット。サラダ・スープ・ライスにデンジャーステーキが400gというお値打ちのセット。
サラダ。まあ普通。
デンジャースープ。辛いミネストローネ。唐辛子ぷかぷか。うーん、いまいち。辛さが突出していて、バランスが悪い。文字通りデンジャーではあるがねえ。普通のポタージュスープにした方が賢明かも。
デンジャーステーキ。赤身の肉。柔らかくてうまい。安くて量で勝負的な店だとゴムのような肉を食わされるが、そういう感じじゃない。ちゃんと手をかけ、柔らかくして、しかも臭みをきちんと抜いた肉。仕事をしてある肉だよね。引きちぎるように噛まなくても、すんなり歯が入る。前歯でも十分噛み切れる。こりゃうまい。なかなかだ。赤身好きのオレにピッタリ。脂身好きには合わないかな？
テーブルに甘口・辛口のソースがあり、それをかけて食えとのことだったが、ソースより醤油の方がうまい。常々思ってるんだけど、ステーキには塩コショウ、そして醤油がうまいよね。甘ったるいソースをかけるより、肉の味を引き出すと思うんだが。
ご飯もプロレスラーの店らしく、男らしく大盛り。肉を400g食ってのご飯大盛りだけに満腹満腹。2,000円の価値はあるんでないかな？ 有名人の店という割り増し価格じゃない。普通のステーキ屋としてアリな金額。なかなか真摯な商売をやっておるわい。
祭りにも寄付し、地元密着もしている由。やるじゃないか、ミスターデンジャー。
場所は東武亀戸線の東あずま駅の近く。大通りを進んで行くだけなので、すぐわかる。
地雷ポイントはニンニク。アリにするとガッツリ入れられる。帰り臭いぞ。抜きにしておけ。わしゃ知らずにアリにしてしまい、今でも臭い。ニンニク臭い。ここだけは注意するように。2,000円ポッキリ。ごっそさん。
