(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

トラックバックも使いよう

オレは結構トラックバック重要視してますよ。

まず、ブログを書く人というのが、思ったほど、他人のブログを読まなかったってのがありますね。要するにトラックバックって、他人のブログを読まない人にとっては、何の意味もない。自分のブログがあり、かついろんな人のブログを読む人。これがあまりいなかった。

403 Forbidden / レンタルサーバー@FIW

オレの場合、他人のブログを読むのが好きなので、結論が違ってきます。前提が違うので、結論が違う。読まない人には意味がないってのは確かにその通りかもしれない。どんなお知らせでも、行動に移さないと意味がない。けれどもオレの場合は行動に移すので、お知らせには十分意味があると。そういうわけです。

あと、スパム。今でこそ、言及リンクなどがないトラバを受け付けない構造が主流ですけど、黎明期はそんなのなくて、スパムがすごかった。その鬱陶しさゆえ、みんなトラバが面倒になった。

403 Forbidden / レンタルサーバー@FIW

ああ、昔はそうなんだ。でも、そういう時代知らないしねえ。スパムで悩んだことないなあ。

トラックバックは現状98%ぐらいスパムなのが実情

「ブログ・クソッタレ撲滅ルール」 - 昨日の風はどんなのだっけ?

おお、そんな多いんだ。そりゃ確かに問題だわ。そりゃ困る。
ただ、うちは困ってないんだよね。ほとんどスパムこない。確率10%以下。例えば、この記事にも多数トラックバックをいただきました。

いただいた件数は本日3:00現在で48件。そのうちで何件スパムがあったか。削除すべきと判断したものがあったかというと0件です。1件もない。
もちろんこれは確率的な歪みかもしれない。実際、これ以外の記事では稀にスパムはくるし、削除することもあるけど、自分の実感としては困るほどのもんじゃない。たまに来るなあという程度の感覚。

これはblog運営者によって差が大きなところだけど、最近TB SPAMをほとんど気にしたことがない。

404 Blog Not Found:TBを見直せ、いや打ち直せ

同じ見解。気にしてない。
ということは、オレにとってはトラックバックのデメリットはあまりないということになる。トラックバックを否定する根拠なし。
その一方でトラックバックを肯定する根拠。メリットがある。

自分の記事に対するリアクションを検知できる

トラックバックは「言及したぜ!」なわけで、当然に自分の記事について書かれている。それがわかるだけでありがたい。これでもう十分なメリット。

また、トラバを送らなくても、どうせみんなわかるだろうって考え方も最近多いと思う。自分のブログを管理していると、突然アクセスが増えたりすると、そのリンク先を自分の管理ページで見ることができる。また、自分のブログの名前をたまに検索する人もいる。そうなると、わざわざトラバを送らなくてもわかってくれるしなーという感覚にもなる。

403 Forbidden / レンタルサーバー@FIW

確かにアクセスログから検知することもある。RSSで検知することもある。でも、それは自分が何かをすることではじめて検知できるという類のもの。トラックバックは向こうから教えてくれる。手間としてはトラックバックの方がラク。こちらは教えてくれるのを待つだけ。

自分の記事についての記事が読める

トラックバック先の記事が読める。これもオレにとっては十分なメリット。良かれ悪しかれすべて参考になる。こういう記事を読むことで刺激を受けるところって結構あるし。批判から学ぶところもある。賞賛からニンマリしてご満悦という喜びもある。これはすべてメリット。
もちろん自分にとって不愉快なものがないとは言わないが、デメリットよりはメリットが上回る。メリットが上回る以上は止めるのはもったいない。

アクセスが増える

現実問題、これはあると思いますよ。アクセスログを見ると結構来る。意外と来る。トラックバックの送信とアクセス増は相関がある。
だからこそスパムというものが発生するわけだけど、元記事から来る方は、その元記事の内容に関心があってクリックすることが多いので、より関心をもって自分の記事を受け止めてもらえる確率も高い。ありがたい読者になると思うんだよね。

トラックバックを送るのは簡単

これはメリットとまでは言えないけど、そもそも、そんな面倒じゃないよね。トラックバック先をコピペして入力するだけでしょ。それだけ。
また、はてななら自動トラックバック送信機能もあるしさ。相手がはてな限定だけど。少なくてもトラックバックのデメリット、費用を抑えていることは確かだよね。
もちろんトラックバックには問題もあるし、デメリットもあるけど、メリットがデメリットを上回るんであれば。または便益が費用を上回るんであれば積極的に活用しない手はないなあと。ま、そこは個人の判断なんですけどね。サイトごとに違いがあるでしょうし。そういう要素を各々考慮に入れて判断すべき問題。オレはトラックバックは依然として有効な機能であると思います。
……ということで、言及先にはトラックバックを送るのでよろしく。