(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

はてなダイアリーからの避難所

実はカウンタータイプです

「ボケブログ」と「ツッコミブログ」って考え方はおもしろいですね。

1次情報を書くか、2次情報を書くかによっても違うような気がします。
つまり、乱暴な言い方をすれば、ブログを、「ボケでやるのかツッコミでやるのか」というようなニュアンスです

http://d.hatena.ne.jp/oreoreoreore/20080715/1216098179

ただ、自分はどうかなあと考えてみると、どっちでもないような気がする。ボケでもあるし、ツッコミでもある。両方やってる気がしてる。「ボケ・ツッコミ」以外の分類が必要な気もする。

例えば、これは昨年書いた記事なんだけど、こういう分け方もあるような。人の意見を吸い込んでからのボケ・ツッコミ。または自分の意見を吐き出してのボケ・ツッコミ。相手を引き出すか、自分を押し出すか。こういう違いがあるんじゃないかなあと。

カウンタータイプとファイタータイプ

格闘技の話、特にボクシングに置き換えてみるとわかりやすいと思うんだけど、相手のパンチに合わせて試合を組み立てるタイプと、自分でパンチを繰り出して試合を組み立てるタイプ。カウンター型とファイター型というのかな。そういう違いがあるよね。どっちみち目的は両者一緒で、相手をぶちのめすことにあるんだけど、アプローチが違う。相手を中心に考えるか、自分を中心に考えるか。
サッカーで言えば「カウンター型・ポゼッション型」「相手の光を消す・自分が光る」もそう。リアクション型とアクション型の違いと言いますかね。ま、ブログに限らずこういう思考パターンがあるんじゃないかなあ。
なので、

  • 相手に合わせるボケ
  • 相手に合わせるツッコミ
  • 自分から動くボケ
  • 自分から動くツッコミ

こういう4分類の方が自分のイメージに近いかな? 「自分から動くツッコミ」ってのは何だか矛盾しとる気はするけどさ。

実はカウンタータイプです

ちなみにオレはガチガチのカウンタータイプです。リアクションタイプ。いろいろやっているから、頭からガッツリ突っ込むゴリゴリのファイタータイプに思われるけど、ワタクシは実は自分から動くタイプじゃありません。刺激があったときにそれに対応するスピードが異様に早いだけ。いわば反射神経の鋭いタイプ。脊髄反射型。典型的なカウンタータイプですよ。「はじめの一歩」でいえば宮田です。ソリッドバンチャー。相手のパンチをヒラッとかわし、すれ違いざまにパンチを叩き込むタイプ。
刺激がないと何もできんのよね。刺激があってはじめて動ける人間で、自分で刺激をつくれない。

無から有は生み出せない。

リア充でないとブログはできない - (旧姓)タケルンバ卿日記

これはまさに自分の実感だし、自分のこと。但し、受けた刺激によっては1次情報のボケブログになるし、2次情報のツッコミブログにもなりうると。そういう感じ。

湯ぶねから溢れる人と、蛇口がある人

さらに例えると、オレの場合、大きな湯ぶねなんですよ。満杯の湯ぶね。そこに刺激を入れる。水を入れると同じ分の水が溢れる。アルキメデスの原理。入れた重量分だけ水が溢れる。溢れた分だけブログが書ける。
但し、刺激がなければ1mlも溢れない。そのまま。オレに蛇口はないのです。蛇口付きじゃない。波風立たなければ何も起きない。
一方、この世の中には蛇口付きの人もいる。アクティブに水を出せる人がいる。同じ量の水を出すのに、湯ぶねにものを入れて溢れた水を集めようが、蛇口を捻って直接取水しようが、結果的に同じなんだけどね。

刺激を受ければ何かできるさ

自分がカウンター型であることは自覚しとるので、なるべくオレは刺激を受けるようにしてます。旅行に行ったり、ネットでいろいろ見たり、読書したり、音楽聞いたり。そうすると溢れる。なんかわからんが溢れる。
また、時々はオーバーフローしすぎて、しばらく刺激を受けてもなにも溢れないときもある。湯ぶねが満杯じゃなくなっちゃうときがある。そういうときはしばらく刺激を入れっぱなしにしないと溢れてこない。こういうこともある。でも基本的には刺激を受ければ受けるほどなにかできるもんですよ。そんなもんです。焦ってオタオタするんじゃなくて、石でもなんでもぶっこめばいいんです。そのうち溢れてきますから(適当)。諦めて何もぶっこまないと、本当に何も出てこなくなりますのでね。
とは言え、自分でも何が出てくるかわかってないし、コントロールできてないから、こういう無軌道なブログになるわけですが。ま、やりたいことをやって、いろいろな刺激を受けていると、いろいろなものが溢れ出てくるってことです。そういうことにしといてください、はい。