(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

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浅草リベンジ大成功

食事の話をしたからってわけじゃないのですが、本日は食べ歩きに出かけておりました。

BERG(新宿・ビア&カフェ)

まずはこちらで腹ごしらえしてからスタート。

最近、すっかり気に入っており、新宿を通りかかると一杯やっている次第なわけですが、お昼のランチセットは食べたことがないので、それを食べて本日の食べ歩きをスタートしてみようと。そういう趣旨でござんす。

お昼の限定セット、エッセンベルク。コーヒー付きで819円。30品目という点をうたっており、確かに栄養のバランスは良さげ。見た目、ちょっと軽そうだけど、意外とズッシリくる。女性なら問題なし。男性でも、大食漢じゃなければ問題ない量。足りなさげならパン追加もアリ(52円)。これにポークアスピックやレバーペーストをごってりつけて食べるとなんともリッチ。
忙しい人でも、これを立ち食いでかっこめば体調維持もできるし、よろしいんじゃないでしょうか。野菜とか豆って不足がちなんでね。男のひとり暮らしに最も欠けるところなので。暴飲暴食の人はこういうランチを食べるといいと思うよ。……つまりオレだな。はい、すみません。

釜めし 春(浅草・釜めし)

浅草に移動。先日行って満員のために泣く泣く退散した金楽リベンジをしようと思ったのだが……のれん出てねえ。12時開店で12時なのに。ううむ、困った。こりゃ困った。
そこで店の周囲を見渡すと気になる店がある。

……ここ、釜めしの元祖と言われてる店じゃなかったっけ。

せっかくなので食べることにする。釜めし食ってりゃ、金楽ものれん出すだろ。ヲイヲイ、釜めし食った後に焼肉を食う気か。
ちなみに両店の位置関係はこういう感じ。

真正面。これはハシゴせざるを得ない。両方食べてこそ男だ(勘違い)。

五目釜めしを注文。1,050円。注文してからできるまでに時間がかかる。外食としては、本当は時間がかかるのは好ましくないが、この手の店では正しい姿。注文を受けてから炊いてるってことだもんね。この手の店は時間がかかる店がホンモノ。秒殺の店は怪しい。釜めしもそうだし、ウナギなんかも注意が必要。

釜めしはフタをとっての第一印象がたまらない。湧き上がる湯気とともに姿を現す釜めし。ワクワクドキドキ。

お・こ・げ。1人前ずつ炊き上げる釜めしならではのお楽しみ。クリスプでうまいんだ。ダシとコメのダブルの焦げた香ばしさがたまらないんだ。

お茶碗によそって、たくあん、赤だし(料金別)とともに。ダシがおコメの一粒一粒にしみわたっているから、具がなくてもおいしい。また具も目立ちすぎない絶妙の脇役群。三つ葉がなかなか侮れない。椎茸の旨みときたら。……たまらんね。
浅草を代表するスローフード。焦らず騒がず、じっくりできるのを待ち、おこげのうまさ、ダシがしみたご飯のうまさを味わっては如何?

金楽(浅草・焼肉)

釜めしを食べ終えて、向かいの金楽を見ると……のれんが出てる。


釜めしを食べたばかりではあるが、リベンジがかかっておる。

銀座線・浅草駅の3番出口を出て、雷門を通り過ぎ、ちょっと路地に入ったところ。が……予約があるとのことで入れず。ムキー。

雷門に目もくれず - (旧姓)タケルンバ卿日記

早速入店。

カクテキ。大根を食べて消化を良くしようという作戦だが、そもそもが食べすぎであり、そこをなんとかしろという至極ごもっともな意見は聞かないことにする。
カクテキといえばサイコロ型、正方形が普通だが、ここは縦長、長方形。こんな感じで大きく切ると、あんまり漬かってないことがあるのだが、ここんちのはキッチリ漬かってた。うまい。出だしのカクテキとかがうまいと、なんだかいいことがありそうな気がしてくる。

塩ハラミ2人前。厚切りでワイルド。かぶりつき甲斐がある。味も上質。これはいい。1人前950円という値段もリーズナブルでグレイトだ。

せっかくの厚切り。各面を最初に焼いて、肉汁を内部に閉じ込めたい。最終的に中心部がミディアムレアくらいなら完璧。噛むとハラミの繊維がほろほろとほどけていき、肉汁が口の中いっぱいにひろがる。うまいなあ、肉。

ホルモン盛り合わせ。レバー・ハツ・ホルモン・コブクロ。ホルモンは脂がほとんどついてない。ビローンと広がるタイプだが、焼いても縮まらないのは質がいいんだろうね。コブクロもなかなかのもの。ハラミのあとにホルモン。こりゃたまらんな。

シメはテグタンスープ。甘め抑え目のオレが好きなタイプ。焼肉のシメはプースーに限りますですよ。うむ、余は満足じゃ。

もつ焼まるい(押上・肉料理)

そして毎度おなじみのまるいでやんす。ゼミの後輩を引き連れ、2人で攻めて来ました。

押上駅で17時に待ち合わせ、雨の中、まるいに行くと店の前に行列。「入れるかなあ」と不安になったが、ギリギリで入店。うへえ、助かった。

まずは馬刺しから。連れは長野の人間で、馬刺しにはうるさいはずなのだが、これほどのものは食べたことがないといっていた。柔らかい肉質。肉自体のうまみ。そしてこの大きさ! 1品目から「負けました」という感じ。

毎度毎度見る人を身悶えさせていることで評判のレバ刺し。本日は右下段の成牛のレバーに加え、左上段は馬のレバー。牛・馬レバー2種盛り。豪華かな、豪華かな。
馬のレバーは初めてだが、馬よりも歯ごたえがある。堅い。また別な食感。しかしそれでいて味はやっぱりレバー。コッテリしっかりうまい。
こりゃいいものを食べた。

子牛のステーキ。この微妙なレア加減がたまらんのう。

鶏すき身焼き。酒がすすむニクいヤツ。お主も悪よのう。

ナンコツたたき。コリッコリッという歯ごたえが楽しい。ビールに最適。

シロ焼きネギ入り。このタレがうまいし、シロがうまい。やや辛みの残ったネギがタレとシロにマッチ。要するにうまいのだ。

シメは子牛のサンドイッチ。もつ焼き屋のサンドイッチと侮るなかれ。このパンがかなりうめぇ。フカフカでやわらかく、それでいて焼いてあるのでカリッとした風味もあり、焼き目がついてないところはモチッとしている。また噛むと甘い。味わい深いパン。それにレタスとトマト、子牛がサンド。

くぱぁ。

断面なう。オサレなカフェもビックリのサンドイッチ。トマトがたっぷりでかなりヘルシー。それにオレが食べたということは、カラシも入っていないわけである。ワサビ・カラシがダメな人にも安心の逸品。
新宿に始まり、浅草2軒、押上1軒。本日も食べ歩き任務完了であります。押忍。