(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

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盛岡で肉と麺を食べる

昨年、今年と二年続けて東北の被災地を巡ってきたわけですが、二年連続二日目は盛岡に宿をとり、あれこれを食べてきました。

盛楼閣(盛岡・焼肉)

盛岡駅前のビルのお店で夕食。1階にパチンコ屋、2階に焼肉、カプセルホテルとサウナが上にあって……という実にわかりやすいビル。府中のさくらコマースモランボンを彷彿とさせるそのつくり。


ちゃんと漬かっているキムチ、カクテキ。
最近はあっさり和えただけのキムチが多いんだけど、俺はやっぱりちゃんと漬かったやつが好きなんだよね。酸っぱめの、乳酸菌の存在を感じるやつ。食べて内側からじゅわってくる感じが好きなんだよねえ。





あとは次から次へと焼くのみ。そして食べるのみ。
ここの焼肉は見ての通り肉にきっちり下味がつけてあるタイプ。そしてつけダレは非常にあっさり。
一般的に北朝鮮にルーツがあるお店だと、こういう味付けが多いですよね。あまり辛味を前面に出さない。ダシとか重要視する感じ。キムチなんかも南と北では味付けが違うのです。うどんのダシが関東と関西で違うのをイメージすると吉。

シメは冷麺。もちろん大盛り。
俺は盛岡冷麺を食べるときはいつもキムチ別盛り。まず最初にこの澄んだスープで食べてみて、少し酢を入れて、そしてキムチを載せて、最後にキムチ汁を入れて味の変化を楽しみたいんだよね。最初からキムチ入りだと、それができないので。
最初の時点ではコンソメのようなスープ。これはこれでうまい。ただ、牛骨だか牛スネ肉だかでとったダシだと思うんだけど、なんとなーくぼやけた味がする。甘みが強すぎるのかな。
だけどここに酢を入れるとくっきりするんだよね。ピントが合う。味が引き締まる。
キムチを入れると辛味が全体をさらにまとめるし、キムチ汁を入れると酢とはまた違う酸味が全体をひとつにする。それぞれの段階でそれぞれうまさが違うので、なんだかいいんだよね。
もちろん麺もうまい。噛みちぎれないほどの弾力が冷麺のいいところ。うまいよなあ。お腹いっぱい。
……と言いながら、結局ハシゴしてしまうのは何故なのか。

HOT JaJa(盛岡・じゃじゃ麺


じゃじゃ麺。盛岡に来たら、やっぱりじゃじゃ麺を。塩・胡椒・酢・ラー油とかを好みでちょっと足し、豪快に混ぜて食べる。結局食べる。大盛りにしなかっただけマシという程度。
チータンタンまでいってしまうのはもはや宿痾。じゃじゃ麺食べてチータンタン抜きとかないよね。しょうがないよね。
麺都の夜は終わらない。