有名人が交通事故起こしたって話を聞くといつも疑問に感じるんですよ。何でどいつもこいつも自分で運転するのかなあと。そこそこ稼いでるんだから、タクシー使うなり、運転手抱えるなりを何故しないんでしょうね。亀田の真ん中が事故ったそうで。
で、有名人はこういう記事になるリスクがあるわけだよね。事故を起こすと。それは「有名税」というヤツで、一般人では何のニュースにもならんことでも、知名度がある人が絡むとニュース価値が出てくる。有名であればあるほど野次馬根性は刺激されるわけで。事故はとかく負のイメージを持つニュースとして流されがち。
でもってこういうニュースって、流される本人としては防ぎたいわけで、そのためには事故を起こさないに限るわけですが、しかし運転する限りは一定の確率で事故は起こるもの。相手がいることなんでねえ。「当たり屋」なんて商売もあるくらいだし。運転する限り防げない。となると最も効果的な予防手段は「自分で運転しない」だと思うんですがね。運転する以上は事故が起きるリスクをゼロにできないのであれば、自分が関わらない。これに尽きるような気がするのですよ、はい。
しかも東京とかの都市部なら日常生活に車は必要ないですしね。一般の買い物なら近所で事足りるし、それこそ高級な買い物であれば向こうが届けてくれる。電車・地下鉄・バスの公共交通機関もあるしさ。庶民はこれで十分。ましてタクシーもある。事故を起こして活動自粛・謹慎・休業・引退になるくらいなら、タクシー代の方がよっぽど安上がりなわけで。まして自分で有名人にふさわしいレベルの車を買い、維持していくことを考えれば、日常の足をタクシーにした方が安上がりとも言えるくらい。一般庶民にしてみりゃタクシーは高いけども、有名人の移動手段としては安価だと思いますがね。どうしてもお気に入りの車があるなら運転手雇うとか。そのくらいしてもいいような。
ちなみに「井崎脩五郎を先日乗っけたタクシー運転手から聞いた井崎脩五郎の話」によると（ややこしい）、井崎氏はもっぱらタクシー利用とのこと。自分で車を維持するよりよっぽど安いとおっしゃっていたそうな。重量税なんかの税金なんかもあるしね。その他車検とかガソリンとか駐車場代とかを考えると、維持費はバカにならん。
もっとも、これが地方となると車がねえとどうにもならんので話は別になるんですがね。「ジャスコまで行けないと何もできん」みたいな社会になりつつあるし。「ジャスコ型コロニー社会」になってますから。ジャスコを中心とした文化圏。大店舗への規制撤廃のせいで、地方の車依存度はかえって高まったという現実。電車はともかく、バスの時刻表が豪快になっている（１日３本とか）ことも含めると頭が痛い話。ま、これは本題とは別の話。
ま、タクシー使えって話をしたところで「親子二代でタクシーに縁がある横山やっさん家はどうなる」とか「某公共放送の酔っ払い暴行アナは」という事例もあるわけですが、そこは例外ということでひとつ。
