離島を巡る石垣島ツアーズ - その5
6月30日(火)
旅行3日目。今日はシュノーケリング。いよいよ海突入。個人的海開き。
昔は島の南西部、白保の海岸。サンゴ礁の名所。
こちらのツアーを利用。旅先ではこういうツアー使ったほうが楽だし、行き届いているし、手間がかからなくていいのだ。
で、内容もなかなかよかった。グラスボートに乗り、サンゴの近くに移動。たっぷりとシュノーケリングを楽しむ。後半は泳ぎ疲れてバテバテになったほど。へなちょこな時間のツアーと違い、こちらのはイヤというほどたっぷり泳げる。ナイスボリューム。
水中用のインスタントカメラを使って何枚か撮ってみた。
全然うまく撮れねえ……。実はこれでもまともな方の写真なのよね。他はもっとひどかった。
量で腕のなさをカバーしてるので、フィルムという量の制限がある状態では難しいな。ましてインスタントカメラだから、オート機能なんかもないわけだし。修行が必要だのう。
とはいえ、青い海の中で泳ぎ、サンゴとたくさんの魚の中で泳げたのでよしとする。うむ。
民宿もスーパーも食堂もオールインワン - マエザト食堂
シュノーケルから戻り、シャワーを浴びて海水を洗い流し、水着などを洗濯。洗濯機も貸してくれるってありがたいねえ。
干している時間を利用して昼食。民宿の1階部分がスーパー兼食堂になってるのだ。
ここでみそ汁を注文。「みそ汁」って言うとへなちょこな感じを予想するけど、沖縄のみそ汁は半端じゃない。
丼いっぱいに並々と。野菜山盛り具沢山。これが沖縄のみそ汁。野菜もたくさんとれるし、健康に良さそう。ヘルシー。これに丼メシをかっ食らえば、満腹間違いなし。ヘルシーと矛盾しますね、そうですね。
どうせ反ヘルシーキャラなのだ。追加で八重山そばの小を頼む。運動後は腹が減っていかん。今日はカロリーを消費したのだ。だからいいのだ。そういうことにしとくのだ。
満腹になり、干していた水着を確認するとすっかり乾いていた。20分足らずで乾く南国の陽射し。ナイス。
米原ビーチ
せっかく泳いだので、今日は海祭りにしようということで、初日に下見をしておいた米原ビーチへ。
とはいえ、俺は泳がず、ひたすら寝る。南国に来たんだ。何もしないのがいい。「何もしない」があるのが南国じゃないか。
こんな感じでビニールシートの上で寝る。陽射しは強いけど、風があるので、意外としのげる。暑いけど、カラッとした暑さだから不快じゃないのだ。ま、暑いことは暑いけどもだ。
泳ぐロケーションとしても最高だけども、寝るロケーションとしても最高ですよ。天気もいい。白・青・緑。目に見える色がすべて鮮明。
ぼけーっとして時間を過ごす。何もしない幸せ。こういう時間も大事よね。
計算が合わない買い物 - 源丸さしみ店
ホテルに戻る帰り道、ちょっと買い食いをすることに。実は初日から気になっていた店があった。「天ぷら」「さしみ」のノボリが気になっていた。
これのさしみ店の方。すぐ食べるように天ぷらと、夜のツマミ用に刺身を買う。
が、これがこれが妙なことに。
天ぷら
5、6個くらいあればいいなあと頼もうと思ったら、「12個で300円。20個で500円」とのこと。バカ安。なんじゃ、この安さ。
明らかに多すぎるが、そこはドンマイ。12個買う。具は「さかな」と「いか」を注文。適当に混ぜるようにお願いする。相変わらず「さかな」が何の魚であるかは不明。
刺身
パックの小が300円。大が500円。とりあえず、マグロ・カツオ・タコの小を3つ買う。
結果
紙袋に山盛り天ぷら。何か20個くらいある。
半分以上食べても、まだこんな感じ。
沖縄の天ぷらは、衣がガジバリでうまい。下味もキッチリついてるし。
で、これ刺身。量ハンパねえ。小でこれ。むう。
で、お代はというとだ。800円。何故だ。どうしてそういう計算になったのかわからない。天ぷらの数も合ってないし、300円のものをいくつ買っても800円にはならない。意味がわからない。亜空間会計。
しかも、何故か帰り際、じゅーしーおにぎりをもらった。ラップに包んでくれて。何故? しかもうまいし。ホワイ? 俺はキツネにだまされているのか? 石垣島に来てまでキツネ登場か?
まあ細かいことはどうでもいい。ここは南国。石垣島。「なんくるないさあ」の精神だ。気にしないことにする。みんなもここで天ぷらとか刺身を買って、謎会計を楽しむといいですよ。安いし、うまいし。オススメだ。これはいい店見つけた。俺の勘、ナイス。
石垣牛を食べつくす - 炭火焼肉 やまもと
石垣島に来て、焼肉好きがこの店に行かないわけがないじゃないですか。
Neekの聖地のひとつがこの店、やまもと。ちなみに聖地があといくつあるか知らん(適当)。
とにかく、石垣牛を食べさせることで有名なお店なのだ。「石垣島で石垣牛を食べるとしたら?」という問いに、真っ先に名前が挙がるほどの店。行列必至。予約必須。あ、いや、行列は嘘だな。並びもしない。ほぼ完全予約制。予約だけで席いっぱい。何せ3週間前に予約して、やっと席がとれたくらい。当日ふらっと言って、肉にありつけるような甘い店じゃないのだ。
期待は高まる。評判はいい。憧れの石垣牛。さあ、どんな肉だ。アルファNeekと石垣牛の激突だ。
焼きしゃぶ。サッと焼いてポン酢で食べる。
どうだい、この肉。うまそうだろう。こういういい肉はあまり焼かないことだねえ。ピンクになるくらいで網から引き上げ、玉ねぎを巻いて食べる。おおおおおおおおおお、これは。うめえ。うめえに決まってますがな。
肉刺し。肉の花。刺身で食べるにはちょっとサシ(霜降り)が入りすぎかなあ? と思ったが、そんなことなかった。これはこれでよし。ただ、もうちょっと赤身ならどうなんだ? という気持ちもあり。赤身好きなので。
上が上カルビ、下がロース。
これだよ、これ。肉は赤身だよ。肉のうまみは赤身にあるんだよ。このツヤ。たまらんね。
いやいやどっこい、肉は脂だよ。タレをもはじく、この脂。
さあ、これを焼いてみましょうね。
うううう、今見てもうまそうだ。カルビは焼くことで脂が香ばしくなり、ロースは水分が飛んでうまみが凝縮される。焼肉というのは原始的だが理にかなったものなのですよ。
で、肉が焼けたらどうするかというとだ。
ご飯をローリング! これを口に放り込めば極楽間違いなし。
ホルモン盛り合わせ。うまいけど、正肉のレベルに比べると落ちるなあ。この店は内臓より正肉食べる店のような気がする。ま、レバーが売り切れだったりしてたんで、食べてない部位も多いから、決め付けられないけど。もう一回くらい食べないとわからん。
肉追加。並カルビ。
これで並。すげえうめえ。つか、個人的には上よりこっちの方がいい。脂が少ない分、肉としてのうまさは上。上カルビは脂が多いため、口の中でとけるようになくなるんだけど、こっちは繊維がきっちり残っていて、肉を食べている感がある。上より並がオススメ。値段的にもトクだし、味としても並の方が上だと思う。
ああー、幸せな食事だった。これは石垣島に行ったら是非モノだわ。石垣島に行ったらやまもと。行く日付が決まったら即予約。そのくらいの意気込みで間違いなし。うまい。
一日海で過ごし、石垣牛を腹いっぱい食し、ホテルに戻ってオリオンビールと泡盛を。つまみには先ほどの刺身。南国の夜が更けていく。
離島を巡る石垣島ツアーズ記事一覧
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- 離島を巡る石垣島ツアーズ - その3 - (旧姓)タケルンバ卿日記 2009-07-14
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