(旧姓)タケルンバ卿日記避難所

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飲ん兵衛の聖地で禁断のハシゴ酒

先日、赤羽に行って来ました。赤羽といったらこの店ですよね、ええ。

まるます家(赤羽・居酒屋)

孤独のグルメ 【新装版】

孤独のグルメ 【新装版】

この作品にも登場しているあのお店ですよ。

赤羽駅の北改札を東側に出て、左手正面を仰ぎみる。商店街入口には笑顔で手を振るまるますくん(勝手に命名)がいるではないか。
まるますくんに誘われ、商店街をずんずん直進するとますます屋はある。

「鯉とうなぎの」とうたっているお店なので、素直に鯉を頼む。鯉の洗い。みよ、このつややかなピンク色。これを酢味噌で食べる。淡水魚特有の臭みもなくて食べやすい。

すっぽん鍋。この店は先述したように「鯉とうなぎの」をうたっているわけだけど、要するに淡水魚が売りなわけ。なのでナマズなんかもうまいし、スッポンも当然うまい。
驚きは価格よね。700円。で、しっかりうまい。なんだこの店。

こういう小松菜のお浸しみたいな基本的なつまみもうまいし。

カキフライみたいな季節物もうまい。

いかの塩辛なんて、ゆずが効いているし、いか自体もうまいしで、酒が進んで仕方ない。
接客は好みの分かれるところはあるかな。こういう店特有のおばちゃんタメ口。俺は嫌いじゃないけど。若造のタメ口は嫌だけど、おばちゃんだし。

  • 「焼酎なにある?」「においのないのと、においのあるの(芋焼酎と思われ)」
  • 純米酒ある?」「そんないいのはおいてない」
  • 「ビールちょうだい」「あんた飲み過ぎだからもう帰んな」

まあこういうシーンが繰り広げられているわけであり。

シメにうな重。「シメに」ってのも変な話だが、なんせここは「鯉とうなぎのまるます屋」なわけで。蒲焼オンリーもいけるし、白焼きでもいけるし。この日は売り切れだったけど、カブト焼きもうまいらしい。
また行こう。今度は午前中から飲むか。

丸健水産(赤羽・おでん)

赤羽周辺を散策し、続いてこちらへはしご酒。おでん立ち飲み。

大根に玉子、手前は「スタミナ」って言ってたっけな。なんかニラとかいろいろ入ってた。あと酎ハイを頼む。キリンの氷結がそのまま出てくる。なんかシュールでいいな。ちなみにまるます屋ではハイリキがそのまま缶で出てくる。なんだ、この缶酎ハイ文化。

これは牛すじとがんも。牛すじはしばらく煮こんで、柔らかくなった頃合いで呼んでくれる。この七味がなんとも合うんだなあ、これが。
ダシは関西風のスキっとしたやつ。あっさりでうまい。
さっと食べ、さっと飲んでカラオケへ。赤羽の夜はふけてゆく。